Yogaのお教え アヒンサー
私は今yogaの養成講座を主宰させていただいていて、その授業の中で8支則という授業があります。
聖者パタンジャリがヨーガスートラを編纂したyoga経典の中にある教えの一つです。
今日はその中でアヒンサーという教えについて面白い記事があったのでシェアさせていただきますね。
アヒンサーはサンスクリット語ですが、日本語に訳すと『非暴力』という意味になります。
暴力というと肉体的な暴力となりますが、言葉の暴力、言動、態度、マイナスな感情を相手にぶつける、自分自身に対しての傷つける行為など...
ヤマ・ニヤマのYogaの教え:著者デボラアデルさんの本の中でこんな興味深い事が書いてありました。(少し言葉のニュアンス変更しています)
↓
「人への過剰なアドバイスや心配は自分自身の失敗を隠すかごとく、他人を過度に心配します。自分の人生はパッとしないけどあなたの人生を改善できれば気分が晴れる」自分自身に正直になれない人は、他人への親切を施したことに満足している。実際は他人にどう人生を生きるべきがをアドバイスすることで、自分への失望感を隠している。誰にも気付かれないような巧妙な手口で、助けていると勘違いしながら、他人を傷つけている」
そしてまだ続く...
「この人はこうあるべき!と決めつけるのはその人に小さな暴力を与えていることと同じです。手助けはその人の自主性を奪います。他人の能力を信じて、その人が自分で答えを見つけられる!と信じてあげる。その人の人生の旅を信じて、その人が一番良いとする自分になれるようにサポートしてあげる。他人の経験をコントロールするのは辞め、自分が必要とする物事を他人に押し付けるのは辞めましょう、その人がしたいように、なりたいようにさせるべきです。」
そして最後に...
「他人に良かれと思っている行動が、実は暴力を与えている」
↑一部引用ここまで!
実にとても興味深い内容でした。
私は今yogaをお伝えしていて、養成講座ではその方達の人生までも導こうというお手伝いをさせていただいております。
だからこそ、とても響きました。
ここのラインを間違えると、暴力となり、非暴力アヒンサーとは遠くなってしまう。
逆に私もセッションみたいなのを受けたり、他の人がやっているのを見たりしていて、とても勉強になる。
その人らしさを大切にしてあげて、yogaを伝えていく。
自分の不完全なものを埋めようと、人にアドバイスして優越感に浸ってないか?
これは本当にこれからも指導をさせていく上でとても大切な心の置き方です。
ということで今日はアヒンサーについて書かせていただきました。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
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