見出し画像

からだに良くないたべものは悪?ジャンクフードとのつきあい方

Hello Momoちゃん

12月から日本に滞在して丸5か月。
きのう4月30日に、マクロン大統領が今後の外出制限を段階的に解除することを発表しました。

大統領のインタビューによると、5月3日から第一段階の解除が始まって、
6月9日からは外国からの観光客も受け入れる可能性があるそう。
少しだけ明るいニュースにこころが軽やかになります。

私がワークショップをさせてもらっているパリのカルチャーセンターも、
じきに再オープンできるようなので、そろそろフランスに帰ることに。

東京滞在中は、世田谷を中心にフランスの自然療法、ナチュロパシーとは何かをテーマにワークショップを開催し、口コミで参加したいとおっしゃる方が増えたので、最終的にはなんども同じテーマでお話しさせていただくことができました。

ワークショップでもそうですが、自然療法のカウンセリングをしていると、

「家庭で食に気をつけているのに、子どもがハンバーガーなどのジャンクフードや白砂糖をつかったお菓子を食べたがります。どう思いますか?」
という質問をときどき受けます。

たしかに、ファストフード店のハンバーガーも白砂糖たっぷりの市販のお菓子はからだに良くないかもしれません。

画像1


でも、毎日食べるわけではなく、ときどき部活の帰りにお友達とハンバーガーをほおばったり、家族で出かけた時にソフトクリームを食べることが悪いことだとは思いません。

人と楽しい時間を過ごすときに笑いながら食べるファストフードは、食べ物の中にからだに良くないものが入っていたとしても、こころを温かくしてくれる体験になるので、共有する楽しい時間の方に軍配が上がります。

楽しい気持ちがこころのストレスを解消してくれるので、
多少悪いものを食べてもプラスマイナスゼロと言う計算です。
残念ながらゼロカロリーにはなりませんが。

逆に、仕方なくルーチンのランチに炭酸飲料でのどに押し込むハンバーガーや、それほど食べたくもないのにひとりでさみしくモソモソ食べる、添加物にまみれた食品は避けて欲しいところです。

人間は文化的・社会的な世界で生活し人と共存する存在であり、人とのふれあいやコミュニケーションなしには生きられません。

よほどのアレルギーなどは別として、
お子さんが、自分もお友達とハンバーガーを食べに行きたいのに、家の人がだめっていうからという理由でいつも我慢を強いられるのは、心の衛生上良くないと私は考えています。

こどもの世界にも人付き合いがあり文化があり、大人になった時に思い出せる共通の経験にも意味があると思います。

子どもの時に一度もファストフードを食べたことのない人が、大人になった時に、そればかり食べるようにならないためにも、経験値があるのとないのとでは違うのではないでしょうか。

大切なのは、いろいろ経験して正しい食事を選べるようになることです。

画像2

お子さんがファストフードで食事をした日の翌日は、
おやつは果物で粗食をこころがけるとか、良質のオイルをかけたたっぷりの野菜サラダを食べさせるとか工夫をし、バランスを取ればいいのではないでしょうか。

わたしも日本では実家で母の手料理をたくさん食べ、
外食もふだんより回数多めだったので、
フランスに戻ったらしばらくデトックスを心がけるつもりです。



それでは今日はこのへんで。

次回はフランスからになると思います。

またねMomoちゃん、アディオース!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?