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人に強く伝えたい言葉は、自分自身に気付いてほしいこと。

人と対話をしていると、話をする対象者(家族、友人、仕事仲間など)によってテーマは違えど、要約すると常に同じことを様々な人に対して伝えているなと思うことはありませんか?

実は、それは、自分自身に早く気付いてほしいからこそ、自分がその言葉を伝えるような出来事に自ら遭遇するよう仕向けている、ということなのかもしれません。
言葉って、頭の中で想いを巡らせ、自身の内側で自問自答しているよりも、実際に発音し、声にだして言うことにより脳に響き刺激され、その言葉をより深く読解することが出来ます。
よく、読解力は音読が効果的といいますよね✨
まさに、これです。

例えば、勉強したくないとやるべきことから逃げている子供に対して、
『人生、楽なことばかりして生きていけるほど甘くないんだよ。時には嫌なこともしないといけない時があるよ。』
と、伝えたとします。

勉強に限らず、このような親と子のバトルって永遠のテーマだったりしますよね。
親としての正論を伝えても、なかなか改善しないってことは、よくあります。

ですが、これの原因は、親自身が、
自分の都合の良いように物事を解釈して、『自分は嫌なことも頑張ってやっている』と思い込んでいるだけかもしれません。

本当に、嫌なことも頑張ってやっているのでしょうか?

その嫌がる子供にとっての『勉強』と、親がしている『頑張ってやっている事柄』とは、同じ重みなのでしょうか?
子供や親という役割を除外して、平等な天秤に乗せたとき、釣り合うのか。
釣り合うと思っている、思い込んでいるのは、親のエゴで見た価値観かもしれません。

その子供にとって、親から何度も正論を言われても、やりたくない事。なんです。
これを親の世界で当てはめてみた時に、『人から正論を言われても、どうしてもやりたくない事、できない事』を歯を食い縛りやっているかというところを考えてみると何か気付きが起こるのではないかと思います。

何度言っても分かってくれないのは、子供だけでなく、自分も同じだったということに辿り着くかもしれません。

それに気付いたときに、自分自身はどうやって筋を通していくのか。
やはり、筋が通ってない人の言うことは、相手には響かないんですよね。

ここの辺りに気付いてしまうと、日々の人とのコミュニケーションが、いかに自分と向き合わせるものであるか、ドキドキしてしまいますが、全ては自分自身のために起こることしかないので、全てを愛と受け止めて、感謝して進んでいくことが大切なのではないかと、私も日々、そう思いながら過ごしています💓

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