RISING SUN ROCK FESTIVAL2024
あー終わっちゃった終わっちゃった。
毎年夏フェスを楽しみに生きてる皆さんが
今同じように感じてる。
終わっちゃった終わっちゃった。
何ヶ月も前から楽しみにしていたRSRが終わっちゃったよ。どうして。あっという間じゃないか。
私はさ、ラジオでおしゃべりをするお仕事をしてるんだけどさ。
7月8月は曲を紹介するたびに、あぁ、楽しみだね。ライジングだね。間も無くだね、楽しみだねって思って過ごすんだ。
私自身に関しては、ここ数年は出産やらコロナやらで行けなかったからこそ
今年は本当に特別で。
久々に指折り数えたよ。
スマホのカレンダーを眺めながら、あと何週間、あと何日ってカウントダウンして、
会えるんだ!愛するAwichはもちろんだけど、それだけじゃない。
あの会場に、あそこにいる音楽を愛するお客さんに、たくさんのアーティストに、
会えるんだ!って思ったら、始まる前から感無量で、気持ちが大変なことになってた。
前にも書いたけど、やっぱり、私にとってRSRは特別な思いのある場所でさ。
それは、ここにきていた、たくさんの友人たちとの思い出や、
当時は恋人だった夫との思い出や、
ラジオのお仕事を始めた頃に感じてた、
もどかしさとか、やるせなさとか。
だけどやっぱり頑張りたい!っていうきもちとか。
そういうのを思い出させてくれる大切な場所で。
今年はどんな気持ちになれるかな?というのも含め、ドキドキしながら数ヶ月を過ごしたのでした。
で。
そんな数ヶ月の間に、知人とご飯を食べててね。
何年のライジングが印象に残ってるか、という話になったのね。
私は断然2010年のライジングで、足元がぬかるんで大変だった年ってのもあって、かなり印象に残ってるんだけど。
ビックリするくらいライブのこともよく覚えてて、
アーステントでみた相対性理論のこととか。
最初がパラレルワールドだったことや、やくしまるえつこの顔がフードをかぶっててよく見えなかったこと。
サンステのトップバッターが永ちゃんだったことや、
アーステントの奥田民生がガンガンに責めてたことなど
全て昨日のことのように思い出せるんだ。
それは、なんでだろう?って、考えたんだけど。
私が音楽の真ん中にいて、青春の真ん中にいて、
見るもの、聴くもの全てが新しくて、刺激的で。
それをスポンジみたいに全部吸収して、
吸い込んだもので脳みそがビシャビシャに濡れるくらい多感な時期だったから、
よく覚えてるし、印象に残ってるんだなぁって思ったのよ。
だから、そんな時期に、あのステージを、あの音楽を、あの空間で届けてくれたライジングに感謝だし、
若くてお金もなかったはずなんだけど、
どうにかして、絶対に行こう!としてた自分も褒めてあげたい。
自分を、自分の好きな音楽を、
作ってくれたのはライジングだった。
ねぇ、あの子や、あの人。あの方も。
読んでくれてるかな。
やっぱり感謝しかないんですよ。
2010年のライジングで、ぬかるみに足がはまってゲラゲラ笑ったり、
グリーンオアシスのCoccoに感動したり。
聖飢魔IIにハマってしまった友人に熱く語られたり。
あの、日々が、今日まで繋がってるんだと思うと、なんか泣けたな。
一緒にくるメンバーも変化して、
今年は自分の子供を連れて行けたりして。
もう青春の真ん中に、自分はいないし、スポンジのような感受性も、ないのかもしれないけど、
頑張ってここまでやってきたじゃん。って、思った。
38歳だって!私!年取ったじゃん!
24回目のライジングもなんとか来れたよ。
ここまで結構頑張ったじゃん!お疲れ!
って、思ったら、ちょっと密かに泣いてしまったんだよ。
と言っても泣いたのは一瞬でさ。もったいないからね。
あとは大笑いして、興奮して過ごしてたら、
あっという間に土曜の深夜になってた今年のRSR。
indigo la Endの夏夜のマジックを聴きながら子供の手を引いて帰宅の準備をしたこと。
多分ずっと忘れないと思う。
ここで吸う空気が、
音楽が、
RSRが、
やっぱり大好きだよって思いながら、
帰宅したのでした。
楽しかったなぁ。
終わっちゃったなぁ。
寂しいなぁ。
という気持ちで、これを書いた日曜日。
喪失感と充実感とでめちゃくちゃ眠いのに寝れずに23時。
明日からまた日常生活だ。
明日からまた来年の8月に向けてさ。
やっていくしかないもんね。
頑張ろう!
来年のRSRに、繋がってる日々のスタートだ。
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