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11月30日午後12時56分

怒涛の日々が幕を下ろした。
毎日何してたかわかんないけど、
ゆっくりと横になってゴロゴロと、本読んだり、丁寧にコーヒー淹れたり、そういうことを後回しにする毎日だった。

忙しいアピールじゃないのよ、悪しからず。
今、色んな行事を終えて、ほっと一息ついてる時間が幸せだということです。


そんで、幸福に満ち溢れフクフクしながら無印で買った“人をダメにするソファ”に、だらぁーんと横になって、ずっとスマホを見てる。
誰からも連絡がないから、家族に連絡する私は、38歳のかまってちゃんだ。

“久々の休みです。嬉しいです。”

みたいなどうでもいいLINEにも、
家族は返信して、褒め称え、今朝何していたかを連絡してくれる。

母は、朝からキッシュを作ったそうだ。
キッシュ!キッシュを作る朝って何!何事なの!
因みに多分初めて作ったっぽい。めちゃデカキッシュ皿にみちみちの黄色いキッシュを昼からちびちび食べるのか。幸せだね!

妹からは、よく寝たよーという話や、妹と姪っ子の写真が届いた。
妹の髪がいつのまにか金髪めいていて、羨ましい。私も金髪してみたい。
看護師中にできなかったことを育休中にやってる感じがとても良い。
また看護師になったら金髪にはできないだろうしね。

私はこのまま泥になって、人をダメにするソファに、ダメにされながら、ソファと一体化させて眠りたいけど、
「ママ休みならさ、久々に、私定時で帰れるのでは!?」
と言った、娘のリクエストにお応えして、
定時で帰れるように準備しなければ。
に、しても、定時って。
小学生の定時帰り、いいね!


最近4歳の次女が、保育所で行われてる“からだ遊び”の時間の中で、鉄棒を覚えてきた。

鉄棒は遺伝だと思う。
何万回やっても鉄棒の逆上がりができなかった私に似て、長女は8歳だけどできない。

反面、夫は運動神経まぁまぁなわりに、体が軽いからなのか、鉄棒はできる。特に逆上がりは今もできる。クルクル回れた時には、久々に夫に対して、リスペクトを送った。
トキメキはしなかった。鉄棒だし。

で、次女は、得意なんだって、鉄棒が。
未だに前周りすら怪しい長女に、勝てることを見つけた!と、思ったのか、
次女はいかに自分が鉄棒が得意なのかを長女に説明している。

「あのね、ネーネー(お姉ちゃんのこと)。まずは、こうやって、コウモリのポーズをするの。それができたら、足を外して、くるんっと回るんだよ?わかる?あーわかんないかなぁ」
と、身振り手振りを使って教えているけど、
悔しいのか興味がないのか反応の薄いネーネーに、多少苛立ち、
鉄棒ができることを今ここで証明したいと言わんばかりに、
「あーここに鉄棒があったらなぁ!そうだ!クリスマスに庭に鉄棒買ってよ!!」
と私たちに矛先が向いて驚いた。
鉄棒を庭に置く?この冬に…?

クリスマスはサンタさんからしかプレゼントもらえない旨伝えると
「サンタさんからは、お人形もらうからなぁ…」
と渋々諦めてた。
サンタさんから鉄棒もらうのはちょっと違うと思ったらしい。
よかった。流石に、鉄棒は買えないってか、買わない。置けない。車置くスペースなくなるし。

まぁ、それが昨日のこと。何気ない日常にこそ、面白みが潜んでる。
忙しいと、こういうことをスルーしがちだから、気をつけたい。 
とはいえ、
日々を尊び、一瞬一瞬を見逃さずに生きていくのは大変だから
こうやって、書いていくことで、思い出したり、噛み締めたりできることを知った。

「最近書いてるよね!」
と言ってくれる方も増えたし、
本当に意外な方が
「読んだよ!」
と、感想を言ってくれたりするのも嬉しい。

明日からは12月だ。師も走るような速さで過ぎていく、2023年最後の1ヶ月。

どんな日々にも、愛しさが転がっているから、また、面白い出来事に出会えたら、書き留めておこうと思う。

長女と小籠包デートをした。長女は小籠包という名前が覚えられず、“うんしゅう”と呼んでた。何回教えても覚えらんない笑
お子様ランチには肉まんもついてて、頬張ってた。

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