やる気の出ない日々のザツな飯づくり(4)100円でふきのとうを購入してしまい、やる気をふりしぼって人生初の天ぷらに挑戦せざるをえなくなった件
昨日のこと。松山の大街道商店街に、日吉夢産地(現在は愛媛県鬼北町、もと日吉村。山地で特産は椎茸)が出店していて、そのまま帰京だったもので、ついついいろいろ購入してしまいました。
が、買ってみて思ったんですけど、ふきのとうって天ぷら以外の食べ方知らんやん?(いや、蕗味噌とかあるけどやっぱりここは天ぷらやん?) しかも私、33年生きてきて天ぷら一度もつくったことないやん?
ふきのとう、置いといたらダメになるやん? 買ったんやからおいしいうちに食べたいやん? てことは今日食べなあかんやん?
一念発起。
文 香 、天 ぷ ら が ん ば る 。
さすがに、初めてやるのに何も見ないのはこわいので、こういうときはしゃーなしでググります。
1)白ごはん.comでレシピを検索します
いろいろ調べたところ、フライパンで揚げ物ができるようなので、そうすることにします。
2)台所にある賞味期限切れの小麦粉と片栗粉、古いサラダ油を捨てます
(ついでに賞味期限切れのホットケーキミックス、賞味期限切れのパン粉も捨てました)
3)顔を洗い、服を着替えて、天ぷら粉、片栗粉、油を買いに行きます
4)スーパーに売ってなかった油のポットをドラッグストアで見つけたので買います(すぐに処理はしないだろうが処理パックも購入)
5)検索したレシピと天ぷら粉の裏面のやり方を参考にしながら、適当にやります。味噌はつくらないことに決め、椎茸も揚げてみることにしました。椎茸の軸もうまいので揚げます。
6)椎茸。正解なのかわからないが、気持ちで押し切ります。一度にたくさん入れすぎると油の温度が下がってよくない、表面積の半分くらいにとどめましょうとか言われてもそんなの知るか、ですよね? 衣の付け方がザツなので天かすがたくさんできましたが、害はないのでよしとします。
7)ふきのとうと椎茸の軸。気持ち的にはイケてる気がする。火星人っぽい。正直どれくらいの時間揚げればいいのかまったく見当がつきません。椎茸は2分半くらいか。ふきのとうはもう少し短かくしたような気がする。これを何度か繰り返します。面倒くさい。
8)できました。なんかくしゃくしゃです。あきらかに衣の付け方がザツ。
9)とはいえ、塩を振って食べてみたところ、わりといけました
柚子胡椒で食べてもうまかったです。
っていうか、すぐお腹いっぱいになったんですが、ふきのとうこれで100円は安すぎやん?(前半の「やん」とは違い、ここは三重弁の「やん」)そして椎茸くっそうまい。あきらかによい椎茸。
今回、見た目はきたなくても食べられるということがわかりました。人生初の天ぷらはまずまず成功と言えるでしょう。勝因は天ぷら粉、あと卵を使わなかったことではないか。さくさくでした。あと、どちらも火が通りやすい素材だったのがよかったかなと思います。
このあと、油をポットに移し、洗い物です。洗い物が面倒なので、いったんこれを書いています。あと、台所まわりも汚したので、それも掃除です。疲れたので日本酒を飲み始めてしまい、19時20分〜のピラティスも行く気がなくなってしまいキャンセルしました。今日が締め切りの仕事もひとつありますが、今からやるのは難しそうです。全体で見れば失敗かもしれません。
今から天ぷら以外のものをつくる気は起きません。21時ごろに帰ってくるだろう夫には、納豆、豆腐、インスタント味噌汁、トマトとツナ缶(前回記事参照)、そして天ぷらをチンして食べてもらうことにしましょう。いただきものの日本酒(「浪の音」の新走り)を飲みながら待ちます。
では。
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