佐藤文香『そんなことよりキスだった』(左右社)のためのプレイリスト23*KANA-BOON「眠れぬ森の君のため」/スピッツ「ホタル」/ゆず「夏色」/THE BEATLES「Please Please Me」 #そんキス
『そんなことよりキスだった』、23話目は「気分自体」。一瞬バンドをやろうとしていた話が出てくるので、今回はそのときやった曲の一部を羅列しました。(なお、実は一番大事な部分がフィクションなのである)
KANA-BOON「眠れぬ森の君のため」。天才かもしれない(天才じゃないかもしれない)恋人に尽くすタイプの人は泣ける曲です。というか、天才かもしれない(天才じゃないかもしれない)側がこれ歌うのは、本当にひどいと思います。
僕がCDを出したら 君はこっそりタワレコに行って
キョロキョロあたりを見渡しながら半べそをかくのさ
特典の缶バッチをこっそりリュックにつけてさ
なんでもないフリをして
ーKANA-BOON「眠れぬ森の君のため」
歌詞は→こちら
とはいえこの具体性は秀逸としか言いようがない。そしてこれを歌っているKANA-BOONのCDは、タワレコに置いてあるという。感慨深いですね(誰目線)。
スピッツ「ホタル」。私が歌うとなぜか一部若干演歌風になる。ソロっぽくなったあとのドラムがじゃかじゃかじゃん!と入るのが大好き。
甘い言葉 耳に溶かして
僕のすべてを汚して欲しい
正しい物はこれじゃなくても
忘れたくない 鮮やかで短い幻
ースピッツ「ホタル」
歌詞は→こちら
ゆず「夏色」。これはハヤった当時もよく歌った曲。妹とハモりました。「このながいながい」の部分のリズムがうまく理解できず、妹にレクチャーしてもらうも、なかなか歌えなかった。動画は各自ご検索ください。ゆずの話はプレイリスト3参照。
THE BEATLES「Please Please Me」。これも妹とハモりました。香川の方言で「かまわない」のことを「かまん」と言うのですが、「カモンカモ〜ン」のところを「かまんかま〜ん」と思って歌うと笑えます。
しかし動画がないので「Please Please Me」の代わりに、「She Loves You」を貼り付けておきます。
次回は、相対性理論「バーモント・キッス」/キリンジ「雨は毛布のように」です。
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