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【食事】お料理に興味を持つにはまず調味料選びの楽しさから

身体のためにお料理を始めてみよう!と思った時にまずやってみていただきたいのが、調味料の見直しです。
今は手軽になんでも揃う時代。
せっかくなら調味料も「身体を思ったもの」「きちんと美味しいもの」にもトライしてみませんか?

調味料選びの基本

基本的にはシンプルなものを使用してください。
では「シンプル」とは何か。
使いやすの点で言うと、塩に何かを混ぜていたり醤油に出汁を入れていたりするものは特有の味があるので汎用性の点では少し難しくなります。
あくまでも「その調味料の味を楽しむために買う」という認識が良いかと思います。
成分、健康面の観点で言うと本物の調味料の味に似せて作られたものもあります(例:みりん風味調味料)。
基本は昔ながらの製法で作られた、混じり気無しの調味料がいいです。
成分表を見たときに〇〇調味料やアミノ酸、などの添加物や原材料がわからないものが入っている場合は要注意です。

揃えておきたい基本調味料6種

まず揃えて置きたいのはこちら。
①塩
②醤油
③酢
④みそ
⑤酒
⑥甘みのある調味料

選び方はこちらを参考にしてください。↓
私が日頃愛用しているものもご紹介します。

①塩
「海水」「天日海塩」等と書かれている自然なものを。
化学的に精製されたものは塩味が少し鋭いのと、旨味成分が添加されているものがあります。

②③④醤油、酢、味噌
昔ながらの製法で作られたもの、原材料がシンプルなものを。


⑤酒
料理酒、として売られているものではなく「そのまま飲んで美味しいお酒」を選んでください。
ご自宅に開けたまま飲みかけになっている日本酒があれば一度お料理に使ってみてください。


⑥甘みのある調味料
これはお好みですが、砂糖・みりん・蜂蜜・メープルシロップの中でお好みのものを。
砂糖は白い精製されたものではなく、きび砂糖やてんさい糖などミネラルが残った状態のものにしてください。

全てを入れ替えるのは高額になってしまう場合は塩と油を

調味料とこだわって揃えると高額になることもあると思います。
きちんとした製法で手間暇と愛情を込めて作られたものはやはり高額になってしまうものもあります。
そんな時はまず、塩と油からはじめて見てください。
油については原料はお好みのもので。
選び方は単一材料を使っていること、化学的な処理がされていないことを確認してください。
油を変えるとお料理の味が驚くほど変わります。

調味料を知るとお買い物が楽しくなる


今あるものを買い替えてもいいし、無くなったものから順番に買い替えてもいい。今全く揃ってない方はこの機会に選んでみてください!
一人暮らしで頻繁にお料理しないしな、という方。
たまのお料理こそこだわって見つけた調味料を使うとより関心が高まると思います。
300ml程度のミニサイズでお試ししてみるのもいいですね。
(頻繁にお料理しない場合、大きいサイズで買っても嵩張りますし鮮度も下がるので)
まずはお醤油選びからマスターしよう、なんて一つずつ覚えていくのも楽しいです。
私が調味料選びを学んで楽しくなったのはスーパー外でのお買い物。
例えば物産展やカフェの物販コーナー、DEAN&DELUCAなどの海外食品を扱うお店に行ったときに今まではスルーしていた調味料コーナーにとっても興味が沸くようになりました。
近所のスーパーに納得のいく調味料がなければそういったお店に探しに行ったり、ありそうなお店を探してみたり。
(行けば行くほど奥が深いので欲しいものも増えてきます笑)
自分のお買い物の世界が広がるので、デパ地下の楽しみ方も変わります。
スイーツやお惣菜以外のコーナー、行ったことありますか??
周りに素敵な調味料や素材のお店がたくさんあって楽しいです。

こんなふうにお料理をきっかけに日常の見える世界が変わることもあるものです。


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