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【クラリネット】タンギング練習ポイント【ビギナー向け】

みなさん、ごきげんいかがでしょうか。
最近個人練習&セッション&個人レッスン用にスタジオを契約しました。
生活環境が変化し、住居と練習室を切り替えたくなったのが理由の一つです。

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今後は、私との伴奏合わせやレッスンで場所に困る事なく、利用できますので、、、一緒に演奏しましょーーー(笑)!!!

さて、今回はタンギング奏法の具体的な練習方法についてご紹介♪
初心者の方に向けたメニューとなっておりますが、タンギングの仕組みを理論的に把握しながら行うのとでは、上達の結果も異なります。
今回で、タンギングネタはいったん一区切りとしていきますので、要チェックでお願いします!!!


①<まずは吹く→舌でリードの振動を止める動作を確認!!!>※息の流れまでは止めないで!

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上記画像をもとに、タンギングする音をロングトーンで伸ばしましょう。
その後、ご自身の舌でしっかりと『リードの振動部分(先端)』を止めてみてください!
振動を止めるという事は、共鳴している音も鳴りが止まるはずです。
もし、「プスーッ」「ズズーッ」などの漏れたような音が聞こえる場合は、【止めが弱い】か【異なる位置で舌を当てている】可能性が考えられます。
頼りになるのはご自身の耳。まずは聴きながら確認してみましょう。

②<タンギングされた音のイメージができているか?歌ってみるのもアリ!>


吹いてから確かめる方法も悪くはないのですが、闇雲に探るのではなく、【リズムを歌ってみましょう】。
これはタンギング奏法に限った話ではないのですが、演奏には【タンギングとスターの入り混じったフレーズ】が頻繁に登場します。
全ての音をタンギングするのと、スラーや3連符交じりのフレーズとでは、雰囲気も変わりますよね。
例え短い小節の中のフレーズだったとしても、「うわっ」と壁を感じるようなメロディは、必ず歌って確認していきましょう。
このワンクッション作業を入れる事で、結果的に譜読みも早くなって、闇雲に模索している作業から解放されるので、負担も軽減されます。


【ここからは少し応用篇!】〜指と舌の動きを一致させよう〜

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タンギングのメカニズム、感覚が徐々に掴めてきましたら、【スケールを活用】して、幅広い音域のタンギングにも対応できる練習も取り入れていきましょう!
以下のメニューは、「指の動き」と「舌の動き」を最終的に一致させるトレーニングでもあります。
指が早く動かせても、舌がその速さに追いついていけないことには、スムーズな演奏は手に入りません。(※逆も然り)
タンギング練習は、必ず「一つの音のみ」行うのではなく、少しずつでも良いので「音を増やしていき」、最終的に「2オクターブ」「3オクターブ」と音域を広げて自由自在に操れるまで進めてみてください♪

<どの練習も焦らずゆっくりのテンポからスタート!>

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タンギングは最初のテンポ設定が鍵となります。
まずは、音色を聴いたり出だしを聴く余裕のあるテンポからスタートする事をお勧めします。
テンポの確認には、メトロノームが重宝しまうので、やはり一つは持っておくと良いでしょう。
最近は、メトロノームアプリなど、スマホで簡単に無料でインストールできるものもございますので、ぜひ検索してみてください♪

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