クラリネットとオーボエの違いを徹底比較!【前編】
いつも、このブログを読んでいただき、ありがとうございます♪
とってもコンパクトなバッグを購入しました!
ただのショルダーバッグ??
いいえ、実はこれ【楽器ケース】なんです( ´∀`)
壊れるまで使い倒してから次のケースを購入、、という私ですが、これは衝動買い(笑)
リュックにもすっぽり入るので、雨の日でも安心して使用できそうです。
さて、本日は木管楽器の素朴な疑問の一つ。
【クラリネットとオーボエって似てない?】
たまにこう言われます(笑)
楽器奏者なら「いや、全然違うから!」と突っ込みたくなるかもしれませんが、
これから楽器を始める方にとっては、どう違うのか?と疑問に感じるのではないでしょうか。
今回は、ナカジが、この2つの楽器に焦点を当てて、特徴を踏まえて比較していきたいと思います♪
長いので、前編では『歴史と特徴』、中編では『構造の違い』、後編では『2つ楽器が奏でる音色』についてわけてお伝えしてまいりますので、必ず『いいね!』してよ〜( ´∀`)?
<見た目はそっくり!?な木管楽器>
まずは、下記の画像をご覧ください。
見た目、特に色合いは本当にそっくりですよね。
どっちがどっち????と感じる方もいらっしゃるでしょう。
画像を踏まえながら、判断するポイントは【3つ】!!!!!
①マウスピース(楽器の先端部分をチェック!)
②ベルのデザイン(開きの部分を見て!)
③取り付けられているキィの部分
いかがでしょう??
細かい部分に焦点を当ててみると、それぞれに違いを感じるかと思います。
それを踏まえて、さらに掘り下げていきましょう!
<素材と歴史>
●オーボエ●
クラリネットとオーボエには、主に『グラナディラ』という木材を原料として製造されています。(全てではないです)
歴史は、オーボエの方が先輩にあたります。
もともとオーボエは【葦笛】として、野外楽器用に活用されておりまして、やがて世界に発展していったのです。
ルネッサンス期に登場していた【ショーム】がヨーロッパに伝わり、それをさらに改良したのが、オーボエ の起源になっていったと言われています。
○クラリネット○
対してクラリネットは【1700年代に発明】されたと言われております。
初期のクラリネットは『庶民派の楽器』として、片田舎と言われている『ドイツ・ボヘミア地方』で演奏されておりまして、やがて18世紀末頃になって、ようやくクラリネットの存在が知れ渡るようになり、有名な作曲家が次々とクラリネットの為の独奏曲も世に誕生していったのです。
長い歴史を経て、改良も重ねていき、今日のデザインへと変化を遂げていきました。
< 音域はどちらが広いの?>
クラリネットとオーボエ、それぞれの音域はどうなっているのでしょう、、?
わかりやすく、画像を用意してみました。まずは、下記の画像をご覧ください。
出典:https://www.rere.jp/beginners/5595/
若干ではありますが、クラリネットの音域が広く見えますね、
ただ、大きな差はなく、クラリネットの最高音域は、なかなか登場する機会の少ない音があるので、実際は同じような範囲での音域で演奏しているといっても良いかもしれません。
<実際にそれぞれの音を聞いてみましょう>
クラリネットはそもそも『クラリーノ』と呼ばれており、イタリア語で『小さなトランペット』という意味合いも含まれている華やかな音色が特徴的な木管楽器です。
オーボエはフランス語で『高い音のなる木』との意味合いが含まれているそうです。
響き渡るその音色は、ホール全体を暖かく包み込むような包容力と優美な響きが癒される木管楽器だと感じております。
最後に、みなさんお馴染みの有名な楽曲を2つピックアップして、それぞれの演奏をお楽しみください♪
<クラリネットで奏でる!ホールニューワールド>
<オーボエが奏でる!風の丘>
いかがでしたでしょうか?
まずは聴いていただけると、各々でイメージが湧いてくるかと思います。
次回は、具体的に構造の違いについて紹介してまいります。
普段見る事のできない部分まで掘り下げてまいりますので、お楽しみに〜♪
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