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毎日投稿、卒業。

「毎日投稿、やめよう」

心の奥底からそんな声がこの数日間聴こえている。その声を私は今日まで見てみぬふり。

でも今朝焚いたお香のゆらゆらと揺らぐ煙を浴びていると、少し自分の心に素直に耳を傾けられる自分がいた。

言葉にならない気持ちにぷかぷかと身を浮かばせていると、先日自分に「楽しめているのか?」と問いを投げかけたことを思い出す。

読み返してみると、もうそこで「気づいているじゃないか!!!」と思わず突っ込んだ。

最近、「連続投稿記録」、「スキの数」、「アクセス数」、そんな数字に私は囚われ過ぎていた。いつの間にか、「連続投稿記録を守る」ために書いていた。

感性のアンテナが純度を持って広がっている感覚があるのか?
これを書きたい!言葉にしたい!そんな衝動があるか?
どうやったら届くだろう?どうやったらこの感情を表現できるだろう?

そんな心を私はどこかに落としてしまってはいないか?

、、、、いや、落としているよね。
ここ1ヶ月くらい、感性のアンテナの解像度がどんどん低くなっているよね。

目的がすり替わってしまっているから、書く文章は衝動よりも惰性になっていたし、自分の感性の基準よりも、「読み手の方にどう思われるか」という基準が大切になっていたな。

体裁の取り繕いが上手くなり、感性が枯渇していっていることにうすうすは気づいていた。だってそれも文章にしちゃってるし。

それでも、一度手にした「記録」というものを手放すことが、0に戻すことが怖くて、毎日投稿をすることを止める勇気を持てなかった。

ーーーーーーー

そんな中、自分の胸に手を当てて心に聴いてみる。

「noteを書いていて嬉しい瞬間は?書くことが好きだなって思える瞬間は?ワクワクする瞬間は?どんな時?」

そうするとゆっくりと答えが返ってくる。

noteで書いていて嬉しいのは、感性で響き合える仲間がいると実感できること。
書けば書くほど、感性が研ぎ澄まされるような、心が豊かになっているような、目に入らなかったものが入ってくる瞬間がとても好き。
自分の感情を、目の前の景色や出来事をどう表現しようか、どうやったら届けられるかを考えている時が1番ワクワクする。

この答えを感じた時、

「ああ、毎日投稿やめよう。」

ようやく潔く決断できました。

ーーーーーーー

これからは今よりずっと不定期にはなりますが、月に4度は投稿します。
とは言いつつ、明日もまた投稿しているかもしれないけれど(笑)
ざっくりと月に4度とだけ決めて、あとは心の赴くままに、もっとその羅針盤に従ってみたいし、信じてみたい。その気持ちを大切に、数字という檻から感性を出して、自由に羽ばたかせてみた景色をもっとこのnoteに綴りたい。 

久しぶりにそんな文章への熱い気持ちが積もりました。

それに、感性が研ぎ澄まされて衝動に駆られたような、そんな文章をnoteには残したいし、そんな文章でnoteというプラットフォームの中で共鳴し合う仲間と、より響き合いたいと思います。

約4ヶ月間。かみつれ日記をきっかけにたくさんの素敵な言葉を綴る方々と出逢えました。
通知欄に新しい顔が見える度に、その顔が馴染みの顔になる度に喜びと幸せと感謝が溢れていました。

今より顔を出す頻度が落ち着くかもしれませんが、これからも響き合っていけたらとても嬉しいです。

ーーーーーーー

そして、、、

4ヶ月間書き続けていくと、私はこの「かみつれ日記」という名称が、私の文章には1番調和していると感じています。

今までは「轍の秘密基地(旧:轍)」という定期購読マガジンの中の「かみつれ日記」という位置付けでしたが、定期購読マガジンの名も、「かみつれ日記」へと変更しようと思います。

半年間で3回目の改名になりますが(汗)、幸い(?)読者の方がそこまで多くないので混乱は招かずに済むかなと思っています。 

ぜひ、これからも郁香と「かみつれ日記」を宜しくお願いします。

かみつれ日記 2022.12.2


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