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前世療法でパートナーシップの問題が解消した事例(3)

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この記事は私のYouTube動画を書き起こしたものです。
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承前

脱線から、話を元に戻します。「性格が悪い」ということで悩んでいたユキコさんの前世療法のお話の途中でした。マレーナという女性の、何の変哲もない穏やかで静かな日常がひたすら続くばかりで、セッションをガイドしていた私が途方に暮れたお話でした。

で、実は、私は途方に暮れていたんですけど、ユキコさんご本人はこうした一つ一つのマレーナの人生の小さな出来事を疑似体験する、マレーナさんとしてそういう穏やかな、なんてことない日常を生きたことがとても深く心に響いたようで、満足してお帰りくださいました。

(前世療法ではこのように、「セッションガイドからはサッパリ意味が分からないのだが、ご本人には非常に深い意味があり、深く納得されている」ということがしばしばあります。そして、それでOKなのです。だから、「言いたくない」ことがあったら、その部分はご自身の胸一つに大切にしまっていただくことだってできるのです。)

その後、だいぶ経ってからユキコさんとお会いする機会がありました。ユキコさん、「今にして思えば、あの時、自分はパートナーシップの問題に悩んでいた。男性との関係がうまく続かないことに、自分が欠陥品だからではという劣等感があった。でも当時はそこまではっきり意識できていなくて。でもあのセッションのおかげで、別にそんなこと気にする必要ないんだと感じることができ、気持ちが楽になったんです」とのこと。

このように、セッションを受けるときに設定したゴールと一見すると直結しない前世の物語を脳に提示されることがしばしばあるんですが、こちらが設定した課題をすっ飛ばして提示されるその物語には、今、そのお客様が向き合うべきいちばん喫緊の課題であったり、本当の問題が提示されるので、そこをまず見ることが、願いや目的に近づくいちばんの近道なんですね。

その本当の問題は、セッションを始めた段階では、クライアントさんにもセッションガイドにも分かっていないことがしばしばある、分かっていないのに、本人の脳はヒントや答えを、的確に与えることができる、というところが、前世療法の素晴らしいところだなと思っています。

今回はここまでです。ありがとうございました。

(終わり)

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