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子どもを産んでいないから

大人になったもんだ。結婚しないの?と聞かれることが減った。

そろそろ子どもを産めない年齢になる。今日も私は a happy single (ハッピーな独身) だ。シングルで生きていくことの良い点を挙げたらキリがないけれど、不便も山ほど思いつく。例えば、美味しい素敵なレストランに行きにくい。ホテルの宿泊が割高。家のこと、生活全般を自分でやらないといけない。寂しくないの?と聞かれるが慣れの問題だろう。一人暮らしを始めたばかりの頃は寂しい気持ちと共存していた。今やその気持ちは記憶の遥か彼方の片隅に微量残っている程度で、現在進行形ではない。

ただ、母に何度も言われた言葉は強烈にインプットされている。

偏った意見だけど、母は子どもを3人以上産んで初めて社会貢献だと言っていた。頭数の理屈だ。自分と子どもの父親で2人なので、2人産んだらプラマイゼロ。3人産んで +1。地球にとって現在の人数が良いのか否かはさておき、プラスを生んでなんぼだと言う。た、たしかに…。

若い頃はどちらでも良かったけれど、30代に子どもを持ちたいという願望はないと自覚したし、単純に機会に恵まれなかった。だから、今、私は単身、独身、子なしだ。寂しくないの?うん、全然寂しくない。老後が心配じゃない?いや、特には。でも、人類存続という社会貢献はしなかった事実が、何かと気になる。

だから、次世代のために自分ができることをやろうと思う。

私の売りは、英語を教えられることだ。そして断言できる。誰でも、いつから始めても、必ず英語はできるようになる。だから、英語ができるようになりたい大人に教えることを主軸にしてきた。子どもは勉強なんかせずに遊んでたらいい。むしろ遊んでいた方がいい。でも、習わせたいと言う友達のおかげで何人かの子どもたちに教える機会もある。子どもは面白い。

子どもは、英語がジブンゴトになった途端、豹変する。

そして、英語ができる大人になって世界へ飛び立っていくのだろう。その想像が浮かんだとき、決めた。ティーンズに教えよう!

学校の定期試験とか受験とか、何の意味があるの?と思うようなしがらみを包みこんで、同時に学校の英語の授業や塾の授業の進捗を無視して、ティーンズの底なしの可能性を信じきって、作った。

ティーンズだったら、1年で一生役に立つ英語力を培える。彼らは忙しいけれど、我々大人ほど忙しくない。しかも、長い長い未来がある。今のうちに英語ができるようになっちゃったら、めちゃくちゃ社会に貢献してくれる人材になるだろう。そうだ!次世代の雇用をつくる!なんと有意義な仕事だ。

私は勉強が嫌いだった。(自慢じゃないが、高校では夏休みの宿題はやらなかった。それでも卒業できた!)だから、人に勉強を強いるのは好まない。でも、言語は触れれば触れるほど短期間で伸びる。言語習得も、慣れの問題なのだ。だから、楽しく、いつも、触れるきっかけを作ってあげることは良いことなんだなぁと最近になって気づいた。

インプットとアウトプットのバランス。特に、誰でもその人の中にある創造性、クリエイティブな部分を最大限に活性させてあげることが教える上で最も重要だ。でも、多くの日本人が英語が苦手と感じる原因は、実はインプット不足にあると私は思う。サンプルが足らない。2、3の例文を見て解説を聞いたらすぐに問題を解かされている。異言語を自分の中に馴染ませる前に「解く」ことを強いるのは、恐ろしく意地悪な教え方だと思う。そりゃ嫌いになるわ。だって間違えるように仕向けられているんだもの。自分で編んだものを解くのは、できるはずだと信じられるから面白く感じ得る。編む暇も与えずに解け!なんて、横暴すぎる。

言語は、積み上げたらジャンプ台になるくらい大量のサンプルを自分の中に貯めてられると、楽にダイブできる。だから、1年。ジャンプ台を一緒につくる。題して『ISSHO 英語コース』。2024年1月開講コース受講生募集中です。(定員10名)

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