2° やき直して食べるなら浅焼きがおすすめ
|焼成時間とは?
手作りパンのレシピによく使われている言葉の1つ
「焼成(しょうせい)時間」。
これは、まだ焼けていないパン生地を
オーブンの中で焼くことをさします。
|オーブンの中をのぞいてみた
表面は焼き固まって、中にもある程度、加熱が行き渡っていそうだな。
あとは、周りをきつね色にするまで焼成するだけ。
|周りが白っぽいままでやめてみてもOK
大きなパンや、個数多くパンを焼くときって、
明日の朝に焼き直して食べたり。
スライスしてラップに包んで冷凍して、焼き直して食べることはありませんか?
そういうスケジューリングなら、これくらいの白っぽい状態で
今日は焼成をやめてみてはどうでしょう?
↑カンパーニュを180度で17分焼いて今日は終わりに。
(小麦粉240g、水150g、塩・イーストを足しても生地量400gくらい)
|Legerement cuit(レジェレマン・キュイ)
フランス語で「浅く焼くこと」。
|大きなパンは粗熱が取れたらカットしてラップ
今回はカンパーニュを焼いたので、粗熱が取れてからカットしてラップで包んでおきました。(スライスしておくと、あとで食べやすいです)熱いうちにカットしようとすると、パンの内部の生地が落ち着いてないので、切りにくく、潰れてしまうことがあるので要注意。これは、実家で焼いたものなので、明日家族3人で食べる分は冷凍せずに常温に置いておいて明後日以降に食べる分は冷凍庫へ。
|冷蔵保存じゃいけないの?
冷蔵庫内の温度はおよそ4 度。
焼成後のパン生地がもっともスピーディに劣化する温度帯と言われています。(だから私は常温か冷凍しています)
|まとめ
手作りパン。
完成したらすぐに食べたいか。
明日食べたいか。
明後日以降食べたいか。
お腹や家族の具合を見て、
今日は浅焼きにして白い状態のままでSTOPするか
こんがり焼いてすぐ食べるか決めると
焦げ焦げで乾燥しすぎた状態のパンを食べずに済みます。
パンの焼き具合で、
「美味しいから次も食べたいな」
なのか
「乾燥しすぎていて焼きすぎているから、もう次はいいや」
なのか
今後の食欲のモチベーションが決まると言っても過言ではありません。
野菜ソムリエの講義を受講したとき、
講師から「人間は美味しいものを食べると、また食べたいな。と思うもの」
「美味しくないものを食べると、もう食べたくないな。と思うもの」
「本能的にそう感じる。」
というお話があったのを思い出しました。
あなたは、どちらの方が都合が良さそうですか?
(ケースバイケースですが、どちらのパターンが多くなりそうかな...)
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