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子どもが「学校行きたくない」と言ったときには。

私の友達には、けっこうたくさんの

学校に行かない子ども、
いわゆる不登校児のお母さんがいます。

お子さんが不登校になった場合
多くの親御さんは
なんとか、行かせようとして悩んだり苦しんだりすると思うのですが

私の周りの、このお母さんたちは
まあ、いいんじゃない?
と受け入れている方が多いです。

時代が変わったのかも知れません。

一昔前なら、とにかく登校を!
とお家の人も学校側も働きかけて
別室登校とか、保健室登校とかさせていましたよね。

別室登校の背景には、
学校を休むことが続くと、休みぐせがついてしまうもの…
という発想というか、怖れが根底にあるように思います。

それで子どもの気持ちが楽になるのならいいのですが
私は、楽しそうに別室登校をしている子どもを見たことがないです。
子どもの本心は、やっぱり学校を休みたいんですよね。


そして、さらに考えるのですが
休んでみたらもう行きたくなくなるような学校を
いつまで存続していくんだろう?と思いますね。

私は、不登校問題を考えるとき、
いつも、吉本ばななさんの息子さんのことを思い出します。

ばななさんは、自分の経験から公教育に一切の期待を持たず
(高校時代は授業中、常に寝ていたそうです)
ばななさんのお子さんはサドベリースクールに通っていたのですが、
お子さんは毎週末、
「日曜日幸せ〜。
 でも、月曜日に学校に行くのも楽しみ〜。
 友達に会えるの楽しみ〜。」
と言っていたそうです。

サドベリースクールを卒業しても
高卒資格がもらえるわけではないけど
それでも、息子さんが子ども時代を
こんなにも楽しく夢中で過ごせただけで幸せだ
とエッセイで語っていました。


先日シュタイナー学園を見学した私が
今一番行ってみたいところが、
サドベリースクールです。



子どもが行きたくなるような学校に変えられないか。

そのためにはどんな働きかけができるのか。

学校に現在行っていない子どもが
胸を張って過ごせるような居場所はどうしたって必要だなぁ、と考えています。


それとまた別に、親としてのあり方とは、を考えています。
「学校、行きたくない」
と子どもが言ったそのときに、どんな対応ができるか。

仕事どうしようとか、
このまま行かなくなるんじゃないかとか、
さまざま試される瞬間ですが

私は「わかった、行かなくていいよ」
と言える親でいたいと気持ちを決めています。

私の周りの、お子さんの不登校を受け入れているお母さんたちから勇気をもらっています。

そんなお母さんたちには共通点があって、
それは、

お母さん自身が人生を楽しんでる❗️

お母さん自身が自分のやりたいことに正直なんです。

子どもってほんとに可愛いですから、
つい自分の分身みたいに思っちゃいますが
子どもとのちょうど良い距離がとれてるかどうかってことが
この瞬間の大事なポイントですが
そのヒントがそこにありそうです。

私も、人生を楽しんでるお母さんでありたい❗️

私は、もし子どもが学校行かなくなったら
一緒にピースボート乗ってオーロラ見に行こう、なんてひそかに考えていますが

うちの子どもは、おうち大好き人間だったりするんですけどね(笑

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