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不登校児の家庭学習をどうする?②

「クレイジージャーニー」のアリマスター島田拓さんの勇姿にハートをワシ掴みにされ
「私もオーストラリアに行く!」と英語学習に乗り出した娘(小4、不登校)。

(不登校児の家庭学習をどうする?①参照)

好きなことを勉強するのは好きだし、大学には行ってみたい。知的好奇心は強いけど、
「一度学んだことを何度も繰り返したくない」
という娘の性格に合った学習方法は見つかるのか?

不登校児に合っている通信教育をあれこれリサーチいたしました。

①スマイルゼミ
国語と算数は無学年教育でどんどん進めることができます。
アバターを使ったやりとりがオンライン上でできるようで、娘はこれに興味津々でした。アバター作りが元々大好きなんです。
しかし、スマイルゼミの学習内容はやさしめとのこと。難しい問題がないのでは飽きるだろうなーと判断しました。
難易度にこだわらなければ、とても楽しく使えるように感じます。
タブレットが送られてくるタイプの通信教育です。
学習費用は少し高めの印象です。

②すらら
熊本ウィングスクールさんを取り上げた番組を見ていて、すららのタブレットを持っている子が多かったので、チェックしてみました。
全教科無学年で、学習内容を進むも戻るも自由なのが最大のメリット。
さっそく試聴してみたのですが、動画内の先生役キャラの声がやたら高いのが気になる。
そして興味を持たせるためでしょうか、授業の導入部分が長い!
なかなか本題に入らないのです(単に私がせっかちなのかもしれませんが)。
娘は、「これなんか違うなー」と首を傾げています。導入部分はどんどん早送りされてしまっていました。つかみがいまいちです。

印象としては、学校の授業になかなか集中できない子や、学習に興味を持てない子どもの関心を惹きつけることを想定しているように思います。
こちらもタブレットが送られてきます。
費用、スマイルゼミよりは少し安めなのかな。

③チャレンジタッチ
私は子どもの頃、進研ゼミをやっていたのですが、教材にほとんど手をつけず積んだまま終わってしまったタイプ…。じゃあ何で続けていたのかというと、教材につけられた読み物が面白かったんですよね。特に高校時代のそれは、明治大学文学部の教授による文豪の人生シリーズで、わたくし、これに感銘を受けまして、大学で日本文学を専攻するきっかけとなりました。

進研ゼミは、子どものやる気を引き出すために、学習達成度に応じたさまざまな景品を用意しています。
そのトークン重視主義はいまなお健在、ホームページにも高らかに謳われていました。
うーん、私はそれに乗れない子どもだったけど、そういうのがほんとに燃えるタイプの子どもがいるのならいいのではないでしょうか。
教材の丁寧さ、絞り込みは素晴らしかったです。
こちらもタブレットが送られてきます。
甥っ子が低学年の頃やっていました。

④Z会 小学生タブレットコース
お受験を考える小学生向けのガチな通信教育のようですね。
アバターやトークンなどの食いつき要素は一切なく、受験に役立ちそうな問題にシンプルにとことん取り組める内容です。
夜遅くまで塾に行かせるよりは、家でこれを使って学習する方がずっと健康にいいような気がしますね。 
ガチすぎて娘は興味を示さないだろうなーと思ったので試聴画面を見せていません。

⑤そして、スタディサプリ。
スタディサプリは通信教育探しの最初の段階で「これは無理かな」と思い一旦脇に置いといたものです。なぜなら、講義視聴形式なのでいかにも「授業です!」という感じがして、娘が食いつかないかもなーと思ってしまったからなのですが
「スタディサプリは大人が見て面白い!」というお声を聞き、2週間無料視聴期間があるので試しに視聴してみました。

手持ちの端末にアプリを入れるだけなので、専用タブレットが送られて来ないのが気楽で嬉しいです。
娘の好きな理科を視聴してみたところ、小学四年の内容なのにどんどん話が広がって面白くって!
先生のキャラにすっかりファンになってしまいました。
小4社会も見てみたのですが、火事の時、119番にかけるとどんなふうに各機関に連絡がいくのか、という説明に、初めて知った!ことばかりで非常に面白い。
前評判通り、大人がハマるスタディサプリなのでした。
大人が「こんなふうに勉強したかった!」という思いを叶えてくれるような作り方だと感じます。
商品開発のターゲットが、「知的好奇心が強めで、もう一回しっかり勉強してみたいと願う親、を持つ子ども」なのかも。

娘は、理科は気に入ったと言っていますが他の教科は分かりません。
それよりも、私の方がどんどんハマっていて、あれこれ視聴していたところ
スタサプの中に「よのなか科」というものを見つけました。
クリエイターの方が商品開発のノウハウを子どもたちに教えてくださるのです。これがまためっちゃいい授業!

そんな感じで、親子でいっしょにわいわい見るのに向いてます、スタディサプリ。
本格的にスタートさせるかは、娘ともう少し相談してからにしますね。



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