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両親の還暦祝いでお泊まり温泉。

先日、両親の還暦祝いとして
家族で定山渓温泉へ行った。

私が札幌住みなのをご存知な方。
定山渓かーい!っていうツッコミが聞こえる。

そう、定山渓。札幌市内。

でもそれすらもなかなか行く機会もなく
久しぶり。

今年、私の父が還暦を迎え
母は去年、還暦迎える。
母が還暦を迎える前、
父が「みんなで温泉へ連れていったら?」
と私ら兄弟へ珍しく言っていたので
あぁ、父も連れてって欲しいんだろうな(笑)
という気持ちも汲み取り、
父の還暦の時に、2人とも連れていこうと
何となくの暗黙の了解で兄弟の中で決めていた。

4人兄弟のうち長男と次女を筆頭に
数ヶ月前から計画を立てていた。
長女の私はというと、、
完全に任せていたが(笑)
私と次男は、任せるわ精神。

そうして、「定山渓ビューホテル」へ宿泊することが決まり、
その段取りは全部、長男次女が準備してくれた。
ありがたい、本当にありがとうだ。

あとはプレゼント。
センスのいい次女チョイスで
父にはニューバランスの可愛いスニーカー
母にはマリメッコのクッションとエコバック
を用意する。準備万端。

ちなみに母的には、
父の還暦祝いで皆がしてくれると思ってるようだ。自分は去年、私の父が連れてってくれた旅行で終わりだと。
しかし、母にも祝いたくてプレゼントも用意したし、ホテル貸出で父と母の赤いちゃんちゃんこも用意するというサプライズ付き。

喜んでくれるといいなと胸に秘めながら
可愛い甥っ子も人生初めてのお泊まりだし、
私は楽しみな気持ちでいっぱいだった。

そして当日。
『定山渓ビューホテル』到着。

ビューホテル、、何年ぶりだろうか?
多分、おじいちゃんが生きていた時だろうから
15年振りとかじゃないだろうか?

さすがにそれほど経つと、
中も立派で、
バリアフリーもちゃんと対応していた。
多分、温泉と部屋以外は車椅子降りなくても
全部行けたんじゃないか?
1階にはちゃんと多目的トイレもあった。
バリアフリー対応の部屋はないかも・・・?

受付済ませて部屋へ。


和洋室(2~5名)タイプの部屋。
やっぱり部屋に入った瞬間って
テンションあがるよなー
ベッドにダイブしたくなる!

甥っ子(1歳)もテンション爆アゲで
走り回って暴走していた。
可愛すぎるんだが。天使すぎる。
夜ご飯の時間が来るまでは、
可愛すぎる甥っ子と遊んでいた。
小さい子の体力おばけすぎる、、
少しも座ることなく落ち着きゼロで
ずっと走り回る。
ベッドと畳の境目に一段段差があるのだが
そこだけはどんなに走り回っていても
一回止まって、上る時はゆっくり上がるし、降りる時もしゃがんで後ろ向いて手を付きながら降りる、慎重派な甥っ子。
段差を上り下りする動作が毎度可愛くて、ずっと見ていられる。

フロントにかかる電話を発見して
なんだこれは?と興味津々な甥っ子。
そうか、今は家電は使わないのか。
これももしもし〜だよ〜と
耳に当てて「もしもし〜」ってしてみせると
耳に当て始めて「しぃ〜」ってやり出す。
可愛い。可愛すぎる。

そしてメモとペンを見つけてきて
ずっとペンを持って走り回る甥っ子。
こちら側はスタミナが切れ、
走り回る甥っ子をごろごろ見ては、癒されていた。

そうして夜ご飯の時間がやってきた。
キター!バイキング!
しかし人混みが凄く、車椅子で回るのは厳しめ。
家族が取ってきた食べ物を見て
これとこれとこれ・・・と取りに行ってもらうのを頼む。

茶系が多し。
左上から、牛肉の巻いたやつ、ハンバーグ
エビの天ぷら、唐揚げ、ローストチキン?の一部、ピザ。
そしてマグロのお寿司。
たらこパスタ。

あとは写真にはないけど
いかのお寿司、かつおのお刺身、
ミニトマト6粒くらい、ピラフ

も食べたかな?

美味しかった。お腹いっぱい。
でも海鮮丼とかステーキなどあるかなーと思ったけど無くて残念。

部屋に戻って、
還暦パーティ開始。

赤いちゃんちゃんこが登場。
鮮やかすぎるいかにも赤!って感じの赤いちゃんちゃんこ。帽子付き。
サプライズで母の分も用意して
これ着て撮るよーー!!って言うと
母は恥ずかしい〜!って言っていたがしぶしぶ着てくれた(笑)
父はノリノリですぐ着出す。
凄く不自然すぎて爆笑。

甥っ子と弟の嫁さん含む、
家族全員で写真撮影をした。
何気に弟家族も含めて写真撮影は初めてじゃなかろうか。
写真にして飾ってあげよう。

そしてプレゼントを渡す。
2人ともとても喜んでくれて安心。
そしてお酒を飲んで、甥っ子を皆で囲んで遊ぶ。

車のおもちゃが好きな甥っ子は
車椅子にも興味津々。
車椅子の周りを何周もぐるぐるしながら観察して
しまいには乗り出し、
座るところに立ち始めて「ぶーぶ!」と上機嫌。
ブレーキもあの動きが面白いのか
飽きるまでずっとカチャカチャしていた。

そして私と母と妹で館内を散歩する。

あちこちクリスマス仕様になっていて
とても可愛い。
ロビーにある大きなクリスマスツリーの前で
妹と写真を撮る。

お土産コーナーも見にいく。
翌日、帰る時に買おうと決め
買わずに部屋に戻って、また甥っ子と遊ぶ。

そして温泉!キター!

前回、おばあ連れて行った岩内の旅館では
女の子の日と被って入れなかったが
今回は何とかセーフ。よかった!!
絶妙な湯加減で最高。幸せ。

ちなみに、部屋から脱衣所までは
車椅子で一度も降りることなく行けた。
脱衣所、浴場はさすがに車椅子は無理なので
脱衣所の入口の空いてるスペースに置かせてもらったのである。

温泉から上がって、部屋に戻り
ゆっくりタイムからの就寝。

そして、翌日。
早起きして、お土産を買う計画が、、、
弟のアラームでハッと起きた時間。7時半。
うーん、寝坊した!
しかも皆その時間に起きるという。
せかせかと身支度して
帰る準備も軽くして、朝バイキングへ。
時間が足りなかったなあ。

わーい!海鮮丼あったー!
いくら美味しかった。
あとは納豆、フルーツポンチも食べたかな。
満足、満足。

満腹で少し休憩し、ボチボチ帰る支度をして
10時にチェックアウトでギリギリに出る。
お土産買う時間なーーい!がーん
あのお土産見たタイミングで買えばよかった、、
お目当ての定山渓まんじゅうのお店があったのも
売り切れだし、店自体も閉まった、、とほほ。

最後に家族で記念撮影撮って
帰ったとさ。

父も母も大変楽しかったらしくて
本当によかった。
孫も居たからってのがデカいだろう。

可愛くてずっと見ていられるし、孫もいるだけでこんなに楽しいんだって思った。
おばあがよく、またみんなで温泉行きたいね。楽しかったね、って言っている気持ちがよく分かった。
でも、孫が大人になればなるほど、
純粋に楽しめなくなるだろうしこの日のような楽しみは来なくなる。一生に一度。
子どもは本当に希望。尊い。
と、母は言っていた。

確かになあ。
甥っ子も1歳でまだ何もわからなくて
純粋に楽しめる時期だからこそ
可愛くてずっと見ていられるし楽しいんだろうな
大きくなったら、、
と考えると、私は切なくなったのであった。

やっぱり、人生はどんな時も
その時はその時だけ。一度だけしか来ない。
もう一度と願っても、同じような日は来ない。
だからこそ、その時を沢山楽しもうと
改めて思ったのであった。


最後に、ホテルの窓から見えた景色と

その景色を見る甥っ子を添えて。

おわり。

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