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読書メモ The Joy of Living 4

Part One: The Ground - Chapter 4 - Emptiness - Reality beyond Reality

心を休めている時に感じる心の広がり(openness)は空(emptiness)である。仏教の空は何もないという意味ではなく、全てが出現し、変化し、消滅する無限の可能性のことである。

心をそのままにする訓練を積み重ねると、心は自然と静まるようになる。空間の広がりを感じることができるようになり、偏見なく物事が見られるようになる。

空とかあるがままの心、仏性(natural mind)は絶対的現実(absolute reality)で、絶対的現実は言語化したり、イメージや数式にすることができない。量子力学でも物質の最小単位は時に物(particle)のように振る舞い、時に波のように振る舞うことが発見されている。このことは仏教の教えを理解するにあたって示唆を与える。

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