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読書メモ The Joy of Living 7

Part One: The Ground - Chapter 7 - Compassion: Survival of the Kindest

仏教で言うところのcompassionとは他の人に対して可哀想だと感じると言うことにとどまらない。英語では愛(love)と言うのが近いが、執着したり見返りを期待するものではない。全ての生き物との繋がりを感じる自発的な感情である。自分が感じることを相手も感じるという自他を分けない考え方である。

私たちは生き残りの本能として他を攻撃することもあるが、それより強い生物学的な傾向として親切心を持ち、同情し、愛して育む。倫理的な感覚は人類の生物学的な特徴なのだ。

紛争は誤解により生ずることが多い。相手がなぜそのように振る舞うのか考えて立ち止まる時、紛争になる可能性は減少する。

Compassionは自発的な心の知恵である。それは常に私たちの心にある。私たちの心に同情が芽生えると、それがどのように私たちを強く安全な存在にするかを私たちは見てきた。

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