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君の笑顔を、明日の活力に


分かってはいたつもりでも、自分が親になって改めて強く実感したこと。

それは、子供の体調は突然変わるものだということだった。



寝る直前まで元気いっぱいで何ともなかったのに、真夜中に隣でうなされている声で目を覚ませば、触れた身体は驚くほどに熱い。

顔を真っ赤にして眠る姿を、ただそばで見ていることしかできない。


いつも通り幼稚園に送り出したと思ったら、昼前に着信が。微熱があり、具合が悪そうだと聞いて急いでお迎えへ。朝、測った時は平熱だったのに。


気付けばまた鼻水を垂らしていたり、咳が出てたり、治ったはずなのに風邪ぶり返しちゃったのかな…の繰り返し。






週末にたてていた予定は全て白紙になった。仕方ない。それは分かっている。分かってはいるんだよ。でも、どうしても、またかと思ってしまう。





先月は息子くんの風邪が落ち着いてきて一安心、と思った矢先に全く同じ症状で私が風邪をひいた。

インフルエンザでもコロナでもなかったのだけれど、久しぶりにあんなに高熱を出したし、目眩がしてずっと視界がぐわんぐわんと揺れていて終始気持ちが悪かった。


身体が弱っていると、メンタルも弱っていく。
測らなければいいのに、熱があると自覚してしまうと、一気にもうダメだとネガティブな気持ちが溢れ出して止まらなくなる。どん底だった。







夜。旦那さんが帰宅して、少し横にならせてもらっていると、息子くんがやってきて「○○の風邪がママにうつったんでしょ?ごめんね、早く元気になってね」と小さく呟いた。


謝ることじゃないよ、と優しく抱きしめた。







私と息子くんの風邪が完治した後の週末、ふたりで電車に乗ってショッピングモールにお出かけした。買い物をして、ファミレスでお昼を食べた。

楽しそうに笑う息子くんを見て、これからもこんな風に沢山笑って過ごせるように、元気でいなければと思った。

この想いを、明日の活力に変えたい。




下書きにぽつりぽつりとこのことを綴っていたら、キナリくんが書いたnoteに、まさに!と共感しかなかった。本当にそうだよなぁと思った。

『支える者こそ、元気であれ!』

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