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花のふる午後

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「花のふる午後」という名のライブでうたっている曲のリストです。歌詞の翻訳とか解説とか雑感とかをまとめました。
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記事一覧

虎の群れ

虎は繁殖期以外群れをなさない。 虎は勇敢さの象徴だ。 海の娘の名前はエスペランサ。 希望…

あなたはわたしを愛する方法を知っている

大好きなメキシコ出身のシンガー・ソングライター、ナタリア・ラフォルカデの曲です。 スペイ…

道をより美しく

愛を具体的に表現しているとき、 どんな心地がするのだろう? 生まれたての赤ちゃんの頬に そ…

王子の亡霊

彼がいる。 そこにいる気配を感じる。 うっとりと巧みに 心地よくたぶらかす、 おぞましいほ…

ぬかるみかもしれない

Barro tal vez という曲がある。 アルゼンチンのシンガーソングライターである ルイス・アルベ…

孤独と海

ひなげしあるいはポピー

そしてアマポーラ。 春先から初夏のさわやかな季節に、赤やオレンジ、白やピンク色で野を彩る可憐な小花の名前です。 そして世界的に有名なラテンポップソングの 曲名でもあります。 スペイン出身のホセ・ラカジェ(José María Lacalle García)が器楽曲として発表し、別の人がスペイン語で歌詞をつけ、イタリア、フランス、日本に渡った後に英語に翻訳されたようです。 古くは淡谷のり子さんや沢田研二さんがカバーしています。 淡谷のり子さんバージョンは昭和12年。

熱狂を映す鏡

狂おしいほど、自分を愛する。そんな気持ちでうたっている曲。 ラテンのスタンダードナンバー…

「ある愛の物語」が生まれるまで

いつもあなたは私の存在理由だった あなたを愛おしむことは信仰だった La historia de un am…

「わたしたちのうた」をうたう

ちょっと前にTIKTOKのリールでバズって、日本でも認知されるようになったコロンビアのバンドMO…

Mandolin

「王子」の愛称で呼ばれるグスタボ・ペナは、ウルグアイのミュージシャン。これは彼の書いた「…

Echo

ECOという曲があって、翻訳を試みたがちょっと歌詞として伝えるのが難しいので掌編小説を書き…

こころのドアが閉ざされても。

男の弱さを許すことができたなら。 そう書きかけて、違う、と首を小さく横に振った。 許して…

トロピカル・ジャーニー

女性がほんとオープンに、それはもう無邪気に軽やかに、好きな人とするキスの味わいをきゃっきゃとうたうのを、日本の楽曲ではついぞ聴いたことがない。 この曲はメキシコ人のシンガーソングライターMarissa Mur がアルゼンチン出身のSofia Macchiとふたりでうたっている曲。 完璧な気候なんてない でもね、今日の、今日のね、 あなたとの沢山のキスから 出てくる熱帯な気候が好き 神経細胞を刺激する甘い旅 わたしはどこへ行くの? あなたの知性はわたしのハートと 共通