渋谷「瞑想カフェ　気づき」で気づいたこと

もう３月の終わりなのに、東京は本当に雪が降りましたね。雪の日は音が吸い込まれて静かになる…と聞いたことがあるけど、ほんとにそう。前回東京で雪が降った3月14日は渋谷の瞑想カフェにいて、静かな時間を過ごしました。今日は、その話をします。

渋谷の「瞑想カフェ気づき」は、”ネカフェのような感覚で、気軽に瞑想できる場所を”というコンセプト通り、1000円で瞑想スペースを自由に使えるカフェです。セット料金にすれば、閉店21時までOK。瞑想の入門書もあるし、読書ができるカウンターコーナーもあります。

外はみぞれ→雪という寒い日だったせいか、お客は私１人だけ。ヨガや瞑想のクラスで、誘導を受けながら瞑想したことはあるけど…。普段の私は15分間、集中できるか怪しい感じ。調子悪いとすーぐ、考え事に引っ張られちゃうんですよね。だからかなり深く誘導してもらわないと、1時間の瞑想なんて無理！という瞑想ビギナーです。自分１人だけで座ったことは、ほとんどありません。。。

それが、ここでは45分くらい瞑想できたんですよ！！！途中で一度、足を崩して短く休憩したとはいえ、こんなに集中したのは初めて。瞑想終えて、時計見てびっっくりしました！！！思わずオーナーさんに伝えたら「ここの方が集中できると言われるお客様は、よくいらっしゃいますよ」とのこと。なんでだろう、渋谷道玄坂の上だから、ホストの宣伝カーとかも来るし、騒がしい場所でもあるのに…。

で、私が思ったのは、瞑想カフェは自分で決めて瞑想するのがいいんじゃないかと。普段の瞑想は、ティーチャーや指導者が意識を鼻の下に向けるとかお腹に向けるとか、誘導してから自分１人でしばらく瞑想する…って流れなんですけど。ここだと誰も何も言わないから、自分で選べる。私の場合は、ただ、自分のからだが息を吸って、吐いている動きだけを感じてみて、それが心地よくて、ずーっと座っていられたんです。

そして１人で瞑想しているんだけど、オーナーさんも同じ空間にいる、っていうのもよかったんですよね。オーナーさんは入り口前のデスクで普通に仕事してるんですけど、私がここで瞑想しているのを、なんとなく見守ってもらっているというか。自宅とか、完全に一人の空間だと気が抜けちゃうんだけど、見てくれている人がいると気合が入るというか。

１人だけど、１人じゃない状態で、自分と向き合える空間。休日にここで３、４時間過ごしたら、ものすごく満たされるだろうなぁ…。今はコロナの影響で休業中ですが、、、また、ゆっくり瞑想できるのを楽しみにしています。