たくさんのキャラクターと私

生きていると、いろんな人に出逢う。

自分と同い年くらいのネイルを施した女の子

仕事帰りの甘いドリンクを頼むおじさん

学校帰りのスカートの下の高校ジャージを履いたままの女子高生

ネギが飛び出るバックを片手にしたお母さん

好きなアイドルのバッジをバックにたくさんつけているオタクっぽい女の人

みんな、生きているんだなあと、実感する。

私は、カフェで働いてきて、たくさんの人に出逢った。

お会計をするときの、さりげない会話だったり、
ドリンクを渡すときの、嬉しそうな表情は、

私がこういう風に、生きるよう選択してよかったなと思う瞬間でもある。

なんか、友達には言いにくいし、親にも言いにくい。
でも、誰かには伝えたいこと、っていうのが、
カフェだけでなく、お店の人、って言いやすい気がする。

すんなり、深い話ではないけれど、ほんとにちょっとしたこと。

出逢う方の、ネイルについて、話してみたら、
「これ自分でやってて、!!」と、
嬉しそうに話す姿だったり、

可愛いなあと思う、イヤリングをつけている子は、
「これ私が創ったんです!!」
って話してくれたり、

それらが、才能すぎて、
世に出したら、多くの人が集まってきそうなのに、
と心の奥底でつぶやいている私。

そんな風に、誰かの人生には、多くのキャラクターが出てきて、
私たちの物語は、紡がれていくのだろう。

今日も、笑顔溢れる1日でありますように。



この記事が参加している募集

#文学フリマ

11,658件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?