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関西の洗礼は隠された自分を引き出す🤲✨

こんにちは、こんばんは、おはようございますayaneです。

そうだ、京都に行こう。
ということで、少し前に京都に行ってきました。
すごく久しぶりの京都。
京都旅についてはまたの投稿でお話します。

今回は、私が大学時代に受けた関西の洗礼についてお話します。

私は京都に3年ほど住んでいた事がある。

高校生までは向かい風で自転車が進まないような
関東の田舎でぬくぬくと育って
京都の大学に進学した。

大学のクラスの子たちは、
もちろん関西出身の子ばかりで
関西弁と鋭いツッコミに毎日圧倒され
話のオチが無いと
『おもんな!』で終了させられる日々を過ごしていた。

黒縁メガネをかけたら、『オタクやん』と言われ、
一日のあだ名が『オタク』になった日もあった。

廊下で『オタク』
教室で『オタク』

校内の遠い場所から『オタクーーー!!』って呼ばれた事ありますか?笑

恥ずかしすぎて無視したことを覚えている。

クラスの子がブルゾンジャケットを着ていたら
一日のあだ名が『工場長』と呼ばれていた事もあった。

今まで関東の田舎でぬくぬくと育った私の周りの友達は優しかったので、
たわいもない話も『そーなんだー!』って言って笑い合っていたし

18歳まで『おもんな!』って言ってくる友達なんてひとりもいなかったし、一日のあだ名を命名された事もなかった。笑

関東の田舎で育った18歳の私は異世界に来たみたいで
入学して1ヶ月、カルチャーショックで萎縮してしまった。

私は大学の寮に入っていたので、
全国各地から来ている友達も出来
色々な子に相談をした。

関東出身の子達は、『うんうん!わかるよ!』って共感し

西日本の子達は、『関西でイジられる事は愛されてるってことよ?そのやり取りが愛なんよ』って言われた。

『こっちが傷付いてるのにそんな愛なんていらない!』って恋愛でも無いのに泣いた事を覚えている。笑

ある日、大学の授業で、
関東と関西の違いみたいな話になった。

私は9割関西人の子達を前にして

『関西人は人の気持ちを考えてないみたいに傷付く言葉を言うから怖いです。』って発言をした。

そのアンサーとして大阪出身の子から

『関東の標準語の方が怖い。言葉が堅いからとっつき難いし距離がある。実際心の中で何を考えてるか分からない。』と言われた。

確かに、関西の子達は
まっすぐに思った事を言ってくれるし
初対面でも親しみやすく助かっている事もある。。。

どちらにも良い部分はあるのに
相手から見たこちら側を
私は全く気にもしておらず反省した。

自分から関西という場所に来て
こんな気持ちが良くない事を言っている事に
申し訳なく感じた。

それから私は関西なりのコミュニケーションを学ぼうという気になり、

1突っ込まれたら2はツッコミ返し
関東にいた時には絶対にしないような
くだらないボケもした。笑


いつの間にか
大学の寮のイベントの出し物で
グループで演劇をやる際には
髪ボサボサのシャツをインし
オタクと呼ばれたあの時の黒縁メガネをし
ヘアバンドをしたオタク役をやってのけるまでになっていた。笑

今思うと小学生の頃に
友達と廊下でとあるお笑い番組のネタを
恥ずかしがらずにやっていた過去を思い出す。

お笑い番組ばっかり観て育ったのが良かったのか、
きっとそういう素質は関東で隠されていたのかもしれない。

そして、関西にいた大学時代
『おもろい』をいただく事も出来、
関東人に負けてられへんと友達も言ってくれるようになった。笑


よく笑い、話をちゃんと聞いて拾いあげてくれる関西人が大好きになった。

閉ざしていた私を
隠された私を
引き出してくれた場所

それが関西なのである。

今となっては少し恥ずかしいけれど
良い経験となりました。


一読していただき、ありがとうございました🤲





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