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伝える努力
今日、テレビで反抗期について放送されているのを見ました。
わたしにも反抗期はあったらしいけれど、それほど自分の言いたいことを言えていなかった気がする、なんて思いながら見ていました。
すると、ある中学生くらいの女の子は反抗期がないらしく、反抗する経験をしてみようと、反抗する自分を演劇として表現していました。
演技をした後、その子は「言い返せたらスッキリするかと思ったけれど、逆に自分を責めてしまいそうだった」と言っていて、私もそうだ!と共感してしまいました。
自分と主張が違う相手に対して、相手の機嫌を損ねてまで言うことじゃないかな、とか、むしろ機嫌が悪くなったり、嫌がられて空気が悪くなる方が私はとっても辛いと感じます。相手から感じる負の感情に異常に敏感で疲れてしまうのかもしれません(お互いの勘違いだったこともたくさんあると思いますが)。
強い口調で言う労力も気力も自分にはないし、相手に強く言われてしまうとどうして?とか、どうしようとか、感情ばかりが先行してしまって言葉が出てこないから、どうせ言って揉めてしまうならと、自分の気持ちに蓋をして、周りの雰囲気ばかりに合わせていたこともたくさんありました。
でもテレビを見ていて、相手にどう思われるか、とか、相手の機嫌を損ねてしまうのが嫌なことと自分の主張を言うというのは少し違うのではないかと思ったのです。
もちろん、言うことによるマイナスの影響が嫌というのはあるけれど、伝えなければ思いは伝わらない。
周りの人を優先する自己犠牲と言えば聞こえはいいかもしれないけれど、要は伝える努力を怠っていること、相手に向き合っていないことになるのではないかと思ったのです。
いくら文章を書いているからと言って、全て文章に頼りたいとも思わない。
その女の子は相手の機嫌を損ねずに主張を言えるようになりたいと言っていて、もしかしたら私もその方法なら伝えられるかもしれないと思いました。
雰囲気を気にするなら、それを乱さないで言える方法を探す。勘違いされて揉めてしまわないように誤解のないように話す。
言葉にすると2行で簡単そうだけど、実際に言動にするのはとっても難しそう。
あとは、相手がちゃんと聞いてくれる人であることが必要そうです。
そんなすぐにはできないと思うけれど、私なりに自分の主張、意志を伝える努力をしていきたい。
テレビの内容とは少し違ったけど、ちょっと頑張ってみようと思うきっかけとなる、新しい学びでした。
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