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【一泊二日金沢旅】1日目⑤金沢21世紀美術館

兼六園を出て美術館に入る前にコンビニで飲み物を調達したかったのですが
近くにあるコンビニが香林坊(中心街)の方だったので、少し歩きました。

ミネラルウォーターをゲットして美術館の方に戻ります。めちゃくちゃ暑かった……!

金沢21世紀美術館

今回の旅行のメイン・金沢21世紀美術館に到着!

金沢21世紀美術館
カラフルなオブジェクト

アートな入口

入口

チケットを事前に買ってなかったのですが、チケット買うだけでも少し時間がかかりました(5分くらい)。

その場でQRコードからオンラインチケットを買うこともできるみたいなのですが、窓口で買う体験をしたかったので敢えて並びました。

『ブルーピリオド』にハマって、
アートの世界を知ってみよう!と思って初めて訪れた美術館だったので、なんとなく紙チケットを持っておきたく。

あと、内部の壁がガラス張りなのでチケット売り場から《スイミングプール》の様子が見れたりしたので待っていても飽きなかったです。

無事に、チケット購入。

チケット

リュックを背負っていたのですが、
「展示室に入る際にはロッカーに荷物を預けてくださいね。100円玉は持っていますか?なければ、両替できますよ」
と丁寧に案内して下さいました。

兼六園の成巽閣のチケットを買ったときのお釣りがあったので賄えたのですが、美術館初心者だったので、こういう案内もありがたかったです。
ロッカーは、使用後に100玉が返却されるタイプです。

他にも、
「《スイミング・プール》の地下部閲覧の予約をしている場合は、
時間になったら6番展示室近くに受付があるので係員に声をかけてくださいね」
「天気が悪いと《スイミング・プール》の屋外展示はクローズしていしまうので、今の様子だと早めに行った方がいいかも」
と、丁寧に対応してくださいました。

リュックをロッカーに入れて、いざ展示へ。

ロッカーの目の前に池田晃将さんの展示・虚影蜃光 ー Shell of Phantom Lightがあったので、そこから鑑賞スタート

カッコイイ感想を言いたいところですが、「凄かった」以外が思いつかない感じです。

作品ではないのですが、ご本人の所蔵品が展示されているコーナーがありました。

池田晃将さんのコレクション

ちょうど最近『チ。』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を買っていたので、なんだか親近感を覚えました。
(ゼルダは全然進んでません……難しい)

芸術家さんって、なんだか俗世間とは繋がってない神秘的な世界で生きていらっしゃるイメージだったのですが、親近感を覚えました。

アートの鑑賞として作家に親近感を覚えるのが正しいのか不明ですが
アートの鑑賞に正しいも間違っているもないだろうから、きっと良いのだ。

《スイミング・プール》

《スイミング・プール》の地下部閲覧の予約は、自分の番が近くなるとメールでお知らせしてくれます。
自分の番までまだ結構ありそうなので、先に《スイミング・プール》の屋外展示へ。

噂の《スイミング・プール》

「これが噂の《スイミング・プール》か!」と意気揚々と写真を撮っていたら、
「雨が酷くなって来たので、屋外展示を閉鎖しますー!」と係員の方。

ちょうど声が掛けられた瞬間に撮っていたので、周りに人がいない、ある意味珍しいショットが撮れました。

少し館内をぷらぷら観ていたら、《スイミング・プール》お呼出のご連絡というメールが。

早速受付をして、地下部の閲覧へ。
一組あたり見学時間が5分と決められていて、
「あなたは、14:48までね」という時間指定をその場でされます。

《スイミング・プール》の地下部

手すり付近の写真を撮るための列ができていて、順番に撮っていきます。

せっかくなので手すりの順番に並んで、(滅多にしない)自撮りをしていたら、素敵なカップルが
「良かったら撮りましょうか?」
と言ってくださいました。

時間制限もあるというのに、なんてお優しい!
お言葉に甘えて撮っていただきました。

「良ければ私も、お撮りしますよ」とお伝えしたところ
「もう撮ったので大丈夫です!」と。

見学時間ギリギリで撮って下さったみたいで、すぐそのまま素敵カップルは戻っていきました。素敵カップルに幸あれ。

そして。
偶然なのか、私のあとにしばらく見学者が来なかったので、最後の1~2分は、完全に私一人になりました。
雨が降って屋外見学がクローズしていたこともあり、プールだけの写真がたくさん撮れました。

雨の波紋が見える
《スイミング・プール》(ヒキ)

きっと人がいるとまた違う観え方がすると思うので、また来たいな、と思いました。
確率的には人がいない時の方が珍しいと思うのでラッキーな気分でした。

《スイミング・プール》は、なんというか、楽しいオモチャって感じでした。

アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄

アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄
アレックス・ダ・コルテ氏

解説を片手にほぼ全ての展示を鑑賞したのですが、解説読んでもピンとこない作品もあって個人的に難しい展示でした。

暗いわけではないのですが、こう、なんか、何か訴えられている感じがして、なんかモヤモヤする感じ。
「新鮮な地獄」って、すごくピッタリな副題な気がします。

最後の一葉

これ、好きでした。(理由はうまく言語化できないけど……)

それは知っている:形が精神になるとき

続いて、コレクション展。こちらは解説のおかげで、だいぶ理解しやすかったです。

イ・ブル作 出現
《北極グマとトラは一緒に戦うことはできない。》

フロイトの著書からの引用だそうです。

《スイミング・プール》再び

雨が上がって《スイミング・プール》の屋外展示が再開されました。

プールの中に人が入っているみたいで、面白い!

カップル in プール
サービス精神旺盛なカップル

アートって難しい

金沢21世紀美術館の全体を通して
 「なんかすごいやー」
 「よくわからないやー」
 「コワイやー」
くらいのレベルの表現の感想になってしまいました。

パキっとした感想が全然浮かばなくて。感情や考えや疑問は生まれるのですが、言語化が難しい。

もともと「アートって難しい」と思っていました。

この金沢21世紀美術館を含めた美術館巡りの旅行で
「アートって 答えがない価値判断を自力でしないといけないから 難しい」のかな、と、少し「難しい」が分解できた気がします。

エレベーターでさえ”アート”

いつかアートの本質を理屈で掴めるようになるのかな。
そもそも、そんな理屈っているのかな。

アートって、深いなあ……

😂


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