リズム音痴の正体
「リズム音痴だから…」と諦めかけている方!
実はリズムが読めないんじゃなくて
拍を均等に感じられていないだけかもしれませんよ!
今回はリズム音痴の原因として疑わしいことについてご紹介します!
■実はリズムが読めていない訳ではなかった!
難しそうな音符が並んだ=無理
ってなっちゃう気持ちはよ~くわかるのですが
実はリズムって音が出るところと出ないところが交互に並んでいるだけなので
冷静に整理整頓すると思ったほど無理ゲーではないのです。
>細かくしたり歯抜けにしたりがリズムの正体
リズムをよーく観察していくと
たとえば4分音符をさらに4等分してその4つをくっつけたり歯抜けにしたり
こうやって難しそうな雰囲気を出してきます。
これにさらに速度が加わるとレベルが上がっていって
「無理」って思いたくなるような譜ヅラが出来上がります。
ということは
このずっと流れ続けてる「刻み」に音を出したり出さなかったりを当てはめれば
リズムを攻略することはだいぶ楽になってきます
■リズム音痴はテンポキープ不足
ところで
音楽やメトロノームに合わせてしっかりと手拍子し続けられますか?
最近レッスンをしていて気づいたことなのですが
リズムが苦手!と思っている多くの人は
曲に合わせて一定の速さで手拍子ができていないことが多いのです(当社比)
>一定に拍を打つことができるか確認してみよう
試しにメトロノームに合わせて手拍子をしてみてください。
私の経験値的な感覚だと
テンポ120前後ならそれほど問題なく叩ける人が多いです。
ですが
極端に遅い、または速いテンポになると
不思議なことに崩壊が始まる傾向が強いです。
テンポについていけなくなっちゃっている
ということは
勝手に拍と拍との距離感を伸ばしたり縮めてしまったりしている証拠。
■刻みを一定に保つ秘訣は裏拍を掴むこと
この現象現象が如実に表れるのが「裏打ち」です
ジャズなどの曲(例えばシングシングシングとかね)で手拍子を打ったり、打たれたりしたときに
どうしても手拍子と曲のテンポが合わなくなる瞬間って遭遇したことはありませんか?
これはいわゆる表拍を歯抜けにしたリズムの訳ですが
この歯抜けにした部分がしっかりとつかみ切れていないので
テンポがぐっちゃぐちゃになっているわけです。
>裏打ちの強化アイディア
拍と拍の隙間を埋めれば埋めるほど精度が高くなります。
なので第一歩として
自分の身体の中で裏拍を感じられるようになると
テンポを一定に保ちやすくなって
リズムを解読するのに有利な状態を作ることができます◎
私がレッスンでよく使う(使用例:マーチの裏拍部分などの時)
裏打ちを強化するときによく使う手法をご紹介します◎
よかったらお試しあれ★
最初からインテンポ(本番テンポ)でやるよりは
ゆっくりから確実にものにしていくのがオススメの方法です◎
これが出来るようになれば
冒頭で紹介したように
細かい拍を歯抜けにしたり足し算したりしてリズムを1つずつ読んでいくと
あら不思議、リズムがするっと解読できます◎
■まとめ
リズム音痴の原因として疑わしいことについてご紹介しました
✔ 実はリズムが読めていない訳ではなかった
✔ 一定に拍を打つことができるか確認してみよう
✔ 裏打ちを感じられるようになるとさらに安定感アップ
すごく単純だけど侮ることなかれ!
次回(9/20配信予定)は
押さえておいてほしいチューナーの使い方
をお話ししようと思います
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イベント全滅中なので純粋に生活の糧になります… いつまで続くんでしょうかね… さすがにだいぶダメージが大きくて泣きそうです(苦笑)