フリーランスとして仕事したら2ヵ月で解雇された話

こんには、あやです。久しぶりの投稿になります。

何かを始めると、それまでやっていたことが全てできなくなるのが良くない私です。同時にいろいろ細く長く、とかいうことは全くできません。

今回は、上記の性格がもとで起きた事故のお話をします。

まずは結論

(エージェントを介して)本当に今すぐやめてほしいし会話もしない、契約分支払いはしてやるからあなたにはすぐに消えてもらいます。

という連絡をいただきました。

私は何をしていたのか?

仕事の契約をいただいてから、私がやっていたことは、ド素人が作った穴だらけの設計書にコメントをすることと、システムのゼロからの構築です。(ちなみに設計書は口出しするだけで私は作業しなかったので、ほぼ関係はないです)

システムの構築に関しては、会社のチームメンバーが他に誰もいなかったせいで、完全に私が一人やりました。いつもはチームで動くため、これはかなりきつかったです。(有識者が誰もいない)全ての疑問点は全て自分で解決していました。

そんなわけで、終わるまでずっとプログラミングしていました。

問題と核心

私の業務態度はわりと最初は好意的に受け止められました。まあ、めちゃくちゃ働いてくれたほうが会社的にはうれしいでしょう。

ですが、「週3で」こなすには、依頼された開発内容は大きすぎました。全くゼロからの構築なので、最初の導入がとても重いのです。(このへんは自分のブログエンジンを導入したことがあるような方だとわかるかも)

スタートアップのベースとしてほぼ完璧に出来上がったころ(一番作業量が多いもの)に、私は切られました。週3という時間をオーバーしたからです。

そして、私も壊れていきました。1日の作業時間は平均16時間は超えており、週7でやっていました。昼間はカフェで仕事をしていたので、昼夜逆転などはしなかったのですが、完全に躁状態でした。もちろん本来の作業時間を勤怠につけることはなく、大体半分か、3分の1でつけていました。

結果、解雇

8月17日の夕方、エージェントの営業から電話がありました。勤怠の時間がおかしいというので、私は素直に「本来の時間をつけると、先方にお支払い頂く金額が増えるので、あえて半分以上か同程度は減らしていますが」

ちなみに先方には勤怠の管理制度がなく、チャットで「おはようございます」と言ったら開始、「失礼します」と言ったら退勤でした。なので、勤怠の時間が客先とエージェントがずれるのは当たり前・・・

上記をエージェントに伝えたら、その場で解雇になりました。・・(もし弁護士がいたら勝てるような予感)

もうちょっと詳しい状況

実は、本来は年末まで契約がありました。先方の希望で延長されていたものです。しかしこれ以降なんだか気に入らなかったようで(内容は想像するしかない)、9月末になり、いきなり当日まで、になりました。

最後の最後で、次の火曜日に工程管理をしていたマネージャを呼び出し、オンラインで話をしてみました。そしたら私の知らなかった話が出るわ出るわ。曰く、

・もっと早く進めてほしかった(私:ゼロベースの意味・・)
・なんで調査に時間のかかるフレームワーク選んだの?ばかなの?(私:その要件で面談受けたけど・・・)
・なんか勤怠ずれてて気持ち悪い(私:時間内に収めてるし深夜やってるからだし文句言うの?)

その他のたくさんは、精神衛生上忘れることにしました。

逆にマネージャに「俺今週7っすよ」とか愚痴られましたがそれは知らん。あと、なんでAPI接続するのにそんなライブラリ入れてんの?とか(クラッキングされたいのか!?)、なんでそんな難しいやつインストールしたの?とか(←これは去年、最新のやつがでてめっちゃ快適になった)、レイアウトなんかどうでもいいじゃんとか言われまくってちょっとえぇ・・ってなりましたね。余談です。

多分、もっと1日に1画面できるような働き方をしてほしかったんだな、というのが見えました。(仕込みは全て終わったので、今後はものすごいスピーディーな開発ができるはず)9月半ばには全部終わるなあ、とか思っていたのですが、そういうのは非エンジニアには噓に見えたんでしょう。不信感も積もり積もって・・想像しかできませんが。

私自身の問題

あとはやっぱり私自身の性格上の問題も大きかったと思います。私はもともと凝り性でこだわりが強く、少しでも気になることがあると調べつくすし、最初から完全に把握したがります。足場はすべて固めていきます。いったん細かいところは後で~などはできません。

今回はプログラムのフロントに立ったせいで、それらが強く出てしまい、最終的には夢の中でもプログラミングしていました。(そして起きてしまい、パソコンを立ち上げて動作確認する)

完全に孤軍奮闘すると、こういう状態になるんだな、というのがわかったので、今後は少しでも学んだところが生かせればいいなと思います。

最後に

結構ひどい目にあった、とは思いますが、仕事している間はとても充実してて没頭出来て楽しかったし、いろんなWifiありのカフェをめぐるのも、割と楽しかったな。

あとは、今回の案件でチャレンジしていたことがあって、それは絶対に電話や画面の向こうの相手を馬鹿にしたり恫喝したり、正論で打ち負かすこともしないこと。残念ながら、各相手への敬意が消滅したあたりからは微妙でしたがなかなか自分では頑張ったほうかな?

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