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子どもがいても仕事をしたい、だって仕事も好きだから

昨日、保育園に入園できるかの結果を役所で聞いてきました。

「0歳児の待機児童1〇人中(20人はいなかったです)、7番目です」

一瞬よく分からないなぁと思っていましたが
「次は5月20日、結果が早く知りたい場合はご連絡ください」
との言葉に『あ、待機児童認定されましたか』と思いました。

漠然と【待機児童問題】という言葉から
待機児童になることは不幸なんだと自分自身無意識に思ってしまい
7番目の子どもなんだ
このまま一歳まで入れなかったら
仕事できなくなるかな…
と、一瞬暗く考えてしまいました。(一瞬ですよ)


女性の社会進出が当たり前となり、女性を取り巻く環境は昔に比べると大分変わってきたかと思います。

私自身、妊娠前は思う存分自分の好きな仕事をしており、充実した毎日を過ごしていました。

しかし年齢と共に「子ども作らないの?」と言われることが多くなり、
その後妊娠してからは「妊娠しているから」と出来る仕事が減り、
妊婦で飲み会に行けるわけもなく付き合いも減り、
出産と同時に「小さいうちは子どもと過ごしなさい」と言われ、
また里帰り出産から沖縄に戻って来、
慣れない育児に、新型コロナウイルスも相まって
泣き止まない息子と家の中で二人きりの毎日

一年前まであんなに楽しく自由に好きな仕事をしていたのに
私はこの子と何年間二人きりで過ごさないといけないのか
子どもを産んだら幸せだって言っていたのに
なんでこんなに涙が止まらないのか

と、正直辛い時期もありました。

「女性なんだから子どもが出来たら子育てしなきゃ」
「子どもが小さいうちはずっと見ていてあげなきゃ」
そんな意見を言われたことも少ないですがありました。

でも私にとって仕事は、息子が産まれる前から大切にしていたもので
犠牲にすることはできなかったのです。

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そんな中、息子が3か月の頃、フリーランスでやっていた写真の仕事で
「子どもを連れて来ていいよ」
と、例年仕事をさせて頂いていたクライアントさんから連絡を頂きました。
正直かなり大手で『本当に大丈夫かな…』と不安になりながら現場に行きましたが、皆さんとても良くして頂き、
「この施設に入った最年少だね」
と、笑いながら息子に話しかけて頂けました。

今後息子が成長し、ドンドン動ける範囲が広がると流石に保育園に入れなければならないとは思いますが(実際フリーランス仲間の方も動き出したらやばいよとの話だったので)
100%は無理でも、行ける現場は一緒に行き、夜中作業系をすれば、ちょっとは毎日仕事は出来る!
仕事が好きだからこそ、結果としてどちらも取る選択をしました。

今では
子どもと出勤を受け入れてもらえている職場環境と
「子どもを連れて来ていいよ」と言ってもらえるクライアントさん
一時預かりをしてもらえる施設
子どもを連れて仕事をしている自分と息子を応援してくれている周りの方々
そして何より深夜から昼間仕事をし、帰ってきて息子のお世話をしてくれている旦那さんお陰で
息子との時間も持ちつつ、仕事が出来ている今があるんだと
感謝している毎日です。

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私のような状況で、仕事も育児もしているケースは珍しいかもしれませんが
今回、待機児童になったのも
この育児と仕事の両立を、どこまで突き詰められるか
(今の時点でも正直かなりしんどいですよ、夜泣きも続いてますし、離乳食だって始まったばかりですし、何より旦那さんの睡眠時間が心配;;)
好きで二つを選んだからこそ、今後も頑張っていきたいと思います!

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