美味しいと楽しいを届けたい いとまん屋台マルシェ
今回は少し育児とは違うお話ですが、
先月5月16日、結婚式場NBCサムシング・フォー西崎の駐車場にて「いとまん屋台マルシェ」が開催されました。
※今回の写真は写真スタジオノアの照屋さんから頂いたものです。
どんなイベントだったかと言いますと
「お店の味をテイクアウトしてお家で楽しむ」をコンセプトに
糸満市内を中心とした居酒屋や飲食店やキッチンカーなどの屋台、雑貨屋さんも含め21のお店が出店。テイクアウトできる物を提供しました。
会場では他にもゲリラ的に、エイサーやお笑いステージ、バンド演奏等のステージイベントも行われ、「あぁ、久しぶりのお祭りだぁ」と心がワクワク
また来場した小学生以下の子ども達の中で、甚平や浴衣を着た子にはお菓子のプレゼントもあり、会場は少し早めの夏祭り雰囲気!
気になる感染症対策ですが
会場入口で検温とアルコール消毒、各ブースでは感染症対策を行い、イベント開催中はステージ司会者の方が熱中症対策も呼びかける等、体調管理にも配慮され、実施されました。
イベントは大盛況!
開催2週間後までにコロナ感染の報告もなく、イベント主催者の皆さんも一安心とのことでした(´▽`*)
「いとまん屋台マルシェ」開催には、主催者の方の熱い思いがありました。
皆さんもご存知の通り、新型コロナウイルス感染症により飲食店の自粛、イベントの中止が相次ぐ時代となり、小さな飲食店は軒並み閉店、イベント出店をメインに営業していたお店は出店する場を失っていました。
それはイコールとして今までご贔屓にして頂いていたお客さん方の娯楽がなくなり、楽しみもなくなっていることと同じ
そんな中、食やイベントを通し
「市民の皆さんへ何かできないか」
と市内飲食店の有志が集まり企画したのが始まりでした。
それから糸満市が出していた賑わい創出事業補助金に申請。
昨年11月には第一回「いとまんテイクアウトマルシェ」を開催しました。
第一回目はストレスからの息抜きに「おいしいものを食べて元気になろう!」という思いを込めて開催。
そして第二回目は、昨年どこも開催できなかった「お祭り」の雰囲気も感じて元気になってもらおうとテーマに動いておりました。
ですが、はじめ開催を予定していた2月はコロナ感染症によりあえなく中止。
5月もGW前にどうするかと、主催者の皆さんも慎重に悩みに悩みました。
ですが、今までのように感染症のせいで諦めるのではなく、しっかりと自分たちでできる感染症対策を万全に行い、思いを大切に開催をしよう!と決意
開催することとなりました。
当日は晴天、かなり暑くなった沖縄の5月
ブースに立つ出店者の皆さんは輝く笑顔で接客
ステージイベントを行う出演者は屋根もない中弾けるパフォーマンスし
交通誘導には市商工会の職員の方も終日立って誘導
青年部員は会場の入り口に立ち来場者へ検温や消毒を実施
ほかにも多くの方々がイベントを安全に、楽しく盛り上げるために最善を尽くしました。
「イベントをすることで喜んでもらいたい」
主催者の方から聞いた言葉
シンプルながら、その裏にある思いとそれに向けた並々ならぬ努力に、話を聞きながら私も胸の奥が熱くなりました。
新型コロナウイルスが流行し、私は諦める機会が多くなったように思います。
国や県のガイドラインはあるのですが
「もしもうちのイベントで感染者が出たら…」
「今は何もしないでおこう」
そう思わされることが多く、諦めてしまいます。
確かに現状をしっかり把握し、やらないという選択も大切ですが
でも、そんな諦めてばかりの中、今回の主催者さんのお話や、息子の顔を見ながら
このままいつまで続くか分からないコロナ禍で、諦める選択ばかりをする大人を見て、楽しいお祭りもイベントも場所も知らないまま息子は大きくなるのかなぁと思いました。
「諦める」から「最善を尽くす」に気持ちをシフトしなければならない時なのかもしれませんね
そんな風に徒然書いてしまいましたが
とても素敵な思いに触れられた、素敵なイベントでした!
今後も主催者は変わりますが、思いを継承し、糸満市商工会主催で行われるとのことです!皆さんもぜひチェックしてくださいね!
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