「聞く習慣」を読んで聞くことの大切さを再確認した
「聞く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な会話力」という本を読み終えました。読もうと思ったきっかけは、自分に聞く力と質問力がないと思っていたからです。
どちらかといえば、私は自分から話すよりも人の話を聞くほうが得意です。自分から話を振らなくていいので、楽だとすら思っています。
ですが、改めて今までの自分を振り返ってみたら、私はただ人の話を聞き流していただけだったのだと気付きました。
人の話を聞くとは、ただただ人の話を耳に入れることではないのです。
Aさん「最近さ、○○って恋愛ドラマにハマっていてさ~」
私「うん」
Aさん「話も面白いんだけど、○○さんって俳優さんがすごくかっこよくってね!」
私「へえ~」
Aさん「うん…って、ちゃんと話聞いてる?」
「私」は相手の話を遮らず聞いてはいますが、相槌が適当だと「Aさん」は自分の話を聞いてくれているか不安になってしまいます。
言いかたがよろしくないですが、相手に興味がなくても、「興味のある姿勢」を見せて聞くことが大切です。
相手が気持ちよく話せるように感情のある声で相槌を打ちつつ、適度に質問を投げかける。
「いやいや、興味のない人に聞くことなんてないよ!」と思うかもしれません。とても分かります。
他人に興味がないと思うのは悪いことではないと思います。私も正直、他人にあまり興味がありません。
できれば親しい人としか話したくないですし、人見知りでもあります。大人数で話す場も苦手。ですが、会話でしか得られないものもあります。
人との会話は、本やネットだけでは得られない情報がたくさん手に入ります。生きた鮮度のいい情報が舞い込んでくるのです。
最終的には人と会話するのは悪くないし、会話してよかったとすら思えます。
私が本に書かれていたことで、無意識にやっていたことがありました。(もちろんやれていないときもあります)
・人のいいところを探すようにする
・自分のテンションを相手に合わせて会話する
・相手のどんな話もまずは肯定する
・相手の「話したい欲」が出ているときに話題を変えない
・知らないことは知らないと正直に言う
これぐらいでしょうか。今までの経験で、こうしたらお互い心地よく会話できたと感じました。
特に「相手のどんな話もまずは肯定する」は大切ですし、すぐに実践できます。例えば、Aさんが仕事の話をしていたとします。
Aさん「今いる会社がね、すっごく残業が多くて…辛いんだ…」
私「そんなブラック会社すぐ辞めたほうがいいよ!」
Aさん「う、うん、そうだよね…」
あなたは、この会話のよくない点が分かりましたか?それは相手の話を否定して自分の意見を突き通しているところです。
一旦相手の話は「そっか、辛いんだね」と肯定することが大切です。
相手は話を肯定されると話しやすくなりますし、話したいことを話せてすっきりできるケースもあります。
相手の気持ちに寄り添って話を聞くと、相手は「話を聞いてもらえた」と感じます。そうすることで生まれる信頼関係もあると思います。
ほとんどの人は自分が話したいと思っています。とにかく自分の話を聞いてほしい。そんな人が多いからこそ、話を聞くと相手はとても喜んでくれます。
私は、人とすぐに距離を縮められた経験がありますが、それは聞く姿勢を大切にしたからかもしれないと再認識しました。
ただ誤解しないでいただきたいのは、絶対に自分が聞く立場へ回る必要はないということです。
相手から質問を振ってくれたら、積極的に答えましょう。自分をさらけ出すことで、相手も心を開いてくれるはずです。
私も聞く習慣を身に付けて、もっと楽しく会話できるようになりたいと思いました。久しぶりにいい本と出会えて嬉しかったです。
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