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双極性障害の私が司法試験に合格する話。

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2021年に双極性障害と診断された私が、2025年に司法試験に合格するまでの話を全部丸出しにする日記です。初めの頃は苦手な数字を克服するため小学3年生の算数ドリルをやっているよう… もっと読む
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2022年10月の記事一覧

双極性障害の私が司法試験に合格する話(230)自転車で疾走する。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(230)自転車で疾走する。

軽い筋肉痛が気持ちいい。
 
昨日は、しまなみ海道を70キロ、自転車で走ってきた。めちゃくちゃ気持ちよかった。そして、鬱、どっかいった!すごい!やっぱりこういうリフレッシュって大事だな。
 
無心で、走った。この無心ってのを作るのはなかなか難しい。自転車走行の感覚とか気持ちよさを司法試験の勉強で味わえたら最高にいい。無理じゃないと思う。「できる」を積み重ねて、前へ前へ進められたらきっとそんな気持ち

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(229)復活を装う。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(229)復活を装う。

なんとか、朝のルーティンの一つ、「ドトールでバームクーヘンを食べる」を完了した。
 
完全復活とはいえない。本当は布団の中にいたかった。夜もずっと訳のわからない夢を見て寝た感じがしない。
 
でも今日は、ちょっと早い忘年会ランチがある。私の理解者さんとの鉄板焼きランチ。贅沢をするのだし、お腹を空かせておきたいから、なんとか起き上がった。
 
擬似復活ではあるけれど、この波に乗って、復活できたらいい

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(228)お風呂に入れない。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(228)お風呂に入れない。

今日も起きれず、ずっと布団の中。

noteを書くのも正直辛い。だけど、何もしていないことの罪悪感を消すために、せめて書く。書き出すと、意外と書けてしまう。えいやと勢いに乗る。

昨日、引っ越しでもしようかと思い立った。散歩がてら、不動産屋さんまで20分歩く。とはいえ、無職の私、保証会社やら家主さんの審査が通るのか。謎だけれど、候補の物件を持ち帰った。やはり、私は、物件を見るのが好きだ。引越しとな

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(227)身体に力が入る。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(227)身体に力が入る。

寝込んでる。
 
口や足に知らないうちに力が入っている。それに気づいて、一つずつ、力を抜いてあげる。抜いてもしばらくしたらまた力が入ってる。普通でいるって難しい。今、このnoteを書くのもしんどい。お腹空いているけど、食べる気がしない。しっかり、鬱だ。ゆっくりしよう。
 
週末に大事な遊びの用事があるので、何とかその時までには復活したい。
 
とりあえず、薬は飲まなきゃなので、起き上がらなければな

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(226)鬱を喜んで迎える。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(226)鬱を喜んで迎える。

エスカップの蓋が開けられない。
 
蓋を握って回す力も出ない。始まった。鬱だ。
 
だけど、どこかで安心してるところもある。生理みたいなものだ。出来れば来て欲しくないけど、来ないなら来ないで、毎日ソワソワしていた。
 
身体の違和感に気づけるようになった。
 
暑いと思ったら寒気が来る。皮膚が痛い。手に力が入らない。涙が出てくる。布団に倒れたい。
 
自習室で突然、そんな感じになった。今日のやる事

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(225)もしかして鬱来た?!

双極性障害の私が司法試験に合格する話(225)もしかして鬱来た?!

自習室に来て、何もせず、40分が経つ。
 
少し寒くて、肩をすくめている。勉強のノートとテキストを開くも、ボーッとしてしまう。ノートに心のうちを書き殴り、自分と相談。どうしたい?休みたい?帰りたい?勉強したい?
 
1番上にくる感情は、「休みたい」でも「寝たい」でも「何もしたくない」でもなく、「勉強しなきゃ」である。
 
そんな時は、勉強している方が気持ちが楽だ。休んだって、「勉強しなきゃ」という

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(224)12時間寝た。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(224)12時間寝た。

寝た、寝た、よく寝た。

お陰で身体が少しだるい。そしてまだもっと寝ていたいと思う。多分、薬飲んでなければ、今、私は鬱なんだと思う。勉強したくないし、何にもしたくない。ただ横になっておきたい。だけど、身体が動くから、動かすことにする。勉強もする。

昨日は、あまりに勉強する気が失せてしまったので午前中で切り上げた。思いつきで、歯医者のクリーニングに行った。歯石をとってもらうのはちょっと痛いけど、結

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(223)変な夢を見た。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(223)変な夢を見た。

あと5分で電車が出るのに、コインロッカーにスーツケースを預けた。そしてお土産を物色する。気づけば、電車の出発ベルが鳴る。駅員さんに、ちょっとだけ待っててくれとお願いして、スーツケースを取りに行く。しかし、ホームに戻ったら、もう電車は出ていた。ユーミンのコンサートの前座の仕事に間に合わない。やばい。
 
それから、駅を出て、バイクタクシーを拾う。今は奈良にいる。13時20分までに大阪まで行かなければ

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(222)やっと糸口を掴んだような。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(222)やっと糸口を掴んだような。

しゃっくりが止まらない。

冷たい水を一気飲みする。止まる。身体って不思議。こんな感じで、双極性障害やナルコレプシーとうまく付き合っていければ最高。私に合う休め方や対処法、少しずつ掴めつつあるような気がする。

そして勉強がなによりも。やっと、蜘蛛の糸を掴んだような感じがする。今までは空中を這って這って、進んでいるのか沈んでいるのかわからない感じだったけれど。ようやく、糸を掴んで、前に進めているよ

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(221)双極性患者としての成長。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(221)双極性患者としての成長。

昨日は少し、疲れ気味だった。

多分、いつもの躁鬱の波が来てたなら、とっくにダウンしてたと思う。だけど、昨日は、踏ん張ることができた。もはや少しの辛さは軽い筋肉痛くらいの気持ちよさがあった。

だけど前みたいに体調不良を見て見ぬすることはしない。調子の悪いのをしっかり認識できているだけで、双極性患者としても成長できてると思う。

疲れているとぼーっとする時間が増えてしまう。昨日もそんな時間が多かっ

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(220)私はしつこい。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(220)私はしつこい。

昨日はずっと眠たくて。全身重くて。少し疲れ気味だった。

帰ってから、芋けんぴをバカ喰いしてしまった。疲れてるからと言う理由もあるかもしれないけれど、単にこの芋けんぴが気に入っている。気に入ったら同じものを永遠に食べ続けたり、見続けたり、やり続けたりする。

飽きっぽいところもあるが、ハマるとトコトンなのだ。

小さい頃から私は、「しつこい」と言われることが多かった。人を面白がる時も加減がわからず

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(219)師の存在の大切さ。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(219)師の存在の大切さ。

師匠がいるって強いと思う。
 
これまで私は近くに「あの人みたいになりたい」という人、いわゆる師匠がいなかった。憧れる人やカッコいいと思える人は山ほどいた。だけど、師匠となると話は違う。丸々その人の話を飲み込んで、自分のものにしたいと思えるほどの師匠とはなかなか出会えるものじゃない。桃井かおりに憧れて女優を目指してきたけど、遠くの存在すぎて、どう真似したらいいかわからない。そもそも、桃井さんが私を

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(218)時は金なり。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(218)時は金なり。

どんなにお金持ちでも貧乏人でも、天才でもアホでも、善人でも悪人でも、時間は同じだけ、与えられている。
 
その時間をどう使うかで、人生は大きく変わる、な、と、今とても思う。
 
鬱で苦しい時、時間は流れていくのに自分は止まってる気がして、さらに苦しくなる。社会の時間の流れに乗れていない。自分は取り残されている。孤独を感じる。
 
だけど、時間は、自分のものだ。誰のものでもない。どう使おうが自由なは

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(217)運動も勉強のうち。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(217)運動も勉強のうち。

1ヶ月、鬱で寝込まなかった。
 
前回寝込みから復活して、ちょうど今日で1ヶ月。嬉しい。とても嬉しい。普通に朝起きて活動できることがこんなに嬉しいなんて。
 
勉強が捗っていることも体調がいい要因だと思う。自分の勉強法を確立しつつある。双極性障害でナルコレプシーでADHD気味の私に合う勉強法。それが正解かどうかは、合格を勝ち取るまでわからないが、体調がいいことは一つの正解だと思う。
 
最近は、身

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