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ハムスターを連れて歩くこと


2年前に我が家にお迎えした、キンクマハムスターのちょびのすけ。

生後半年くらいの頃

すくすくと育ち、先日2歳になりました。


今までに4回、往復で8回の長距離移動を経験したちょびのすけ。
その移動の様子などを、ちょびのすけをお迎えした時から書いているブログで綴ったところ、未だに見に来られる方が居るので、多くの人が悩んでいるんだなぁと。


私が8回の移動で学んだ事は、
その子の苦手な気温の時の移動は控える。
でした。

ちょびのすけは暑がりな子なので、6月の移動でもペッタンコになって可哀想な感じでした。
それ以来、暑い時期の帰省はちょびのすけにお留守番してもらい、私はとんぼ返りで戻って来るようにしています。


逆に年末年始の寒い時期の移動は、空気穴を確保したダンボールの中に金網キャリーを入れて、更にその中に巣箱代わりの小さなダンボール箱を入れ、使い慣れて自分のニオイがついたキッチンペーパーの巣材をてんこ盛りにして、冷たい空気が直接入って来ないようにして連れて行きます。

そのダンボールも、ひざ掛けで包んでから大きなカバンに入れてます。
空気穴確保のために、天井部分はふんわりとタオルで覆う程度にしています。

その甲斐あってか、ちょびのすけは長距離を難なく移動してくれました。


因みに、巣箱代わりの箱の中を2つの部屋に分けておいたところ、奥側を寝床にして、手前側で排泄したりご飯を食べたりしていたようでした。

また、移動中も食事と水分は必要になるため、水分多めの野菜と果物とペレットを入れてあげています。

今回は、りんごと人参とキャベツとカボチャの種と、好物のペレットを入れてあげました。



移動については、暑い移動で涼しくするのは難しいですが、寒い時期は例えば大きめの自分のダウンの中に、キャリーを包んで抱いて連れて行くなど、色々と防寒のやりようはあるのと、ちょびのすけ自身が平素から、巣箱の下にヒーターを置いたら巣箱を秒で放棄したり、気温15度位でも快適に過ごしている様子を見て判断しています。


難しいのは、一般的なハムスターの尺度に当てはめたり、飼育本を過信しすぎたりしがちという事。

私も、ついついハムスターの適温は20度以上と言う一般論に惑わされ、なんどもちょびのすけに暑い思いをさせてきました。


ハムスターと言っても、身体のちっちゃいドワーフ系ハムスターと、うちの子のようなゴールデン系では適正気温も違うはず。

その子の個性を見極める。

これは、ペットだけでは無く、育てる行為全般にとって、最も大切な視点なんだろうと改めて、なんども思い至る日々です(*´ω`*)


つい最近も、ブログで結局その子の個性を見ながら判断するしかないなと結論づけたところです。


その子によって、環境の変化に強い子や弱い子。
暑さ寒さへの耐性も個体差が。
この辺は人間も同じで、新しい体験にワクワクする子もいれば、不安になる子もいたりする。


結局、大切なペットとの対話が大切で、言葉で語り合う事はできなくても、その子が精一杯している表現を汲み取っていくことしか、出来ないなあと。

結局、全てにおいて型にはまった答えなんかはないけれど、参考にできる事はたくさんある。
あとは、自分が何を取捨選択するのか。

そんな事をしみじみ感じています。



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