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楽しいが大事!!その⑤

楽しいが大事!!とうとうその⑤にまでなってしまいました。
意外と話したいことってあるものですね。

1年じゃわからない。2年以上続けなきゃ!

遅くとも、私が一番踊りたかった場所で踊ることが出来るようになり、まず思ったことは、ここでの1年目は試されている。2年以上この演目のオーディションに受かって初めて、私は会社からもこのショーのダンサーとして認められるということです。
8年間ひたすら思い続けました。
たまに、このショーに移動してきて、1〜2ヶ月程経つと、そのショーを飽きてしまう人がいます。毎日5回。同じもの繰り返す。いくつかポジションを持っているとは言え、月日が過ぎれば何百、何千と繰り返すので、わからない訳でも無いのですが・・。自分自身で選んでオーディション受けて受かってるわけですからね。もう少し責任を持っていただきたいものです。
知り合いに、今でも言われます。「よく飽きずに8年も続けたね」と。
5千ショーは軽く超えてますね!笑
そこに私の楽しいがまた詰まっているんです。

1回のショーで何役も演じられる

以前に劇団に入っていたこともあり、役を演じるということは好きなことでした。
このショーではセリフはありませんがただ踊るというよりは、役を踊りながら演じたり、音楽に合わせてお芝居したりという形で構成されていました。
動物になってみたり、子供・おばちゃん・セレブな女性・悪魔・・・など。
年齢が違ければ、もはや、人間でもなない。この役たちを毎日毎回演じるんです。
舞台は生物なので、内容から逸脱しなければ、フリーで演じる部分は・・今回はこういう風に演じてみよう!・・なんてことが出来るんです。
お客様からすれば、自分で思うほど大差はないように見えていたでしょうけどね。

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自分自身で体のケアをして、整体院知らずに!

ずっと踊り続けていると、技術的にも以前出来なかったことが出来るようになっていたり、踊りずらかったものが踊りやすくなっていたり、変化はとても感じます。
私はマニアックな部分があったりするもので、自分の体の動きの良し悪しを細かく感じ取って直したい部分を修正していく作業ということを今でもよくやるのですが、これもこのショーの8年間の賜物です。

8年もいると怪我もします。
腰椎を捻挫しました。よくいうぎっくり腰です。笑
どうしても休みたくなく、テーピングで痛めたところを雁字搦めにして、出演しました。もちろん質は落としたくは無かったので、そこは、きちんとチェックしながら出演し続けました。出演しながら治していたので、時間はかかりました。ある程度回復しても、ショー中は痛みとの戦いで、せめて今この時だけで良いから痛みがなくなってくれれば・・と思いながら出演していた時もありました。
頸椎椎間板ヘルニアにもなりました。
ラッキーなことに骨と骨の間からプヨっと出てた椎間板の一部が首の骨のサイドに出てたんです!これが首の骨の後ろに出ていたら手術ものだったらしいです。

こんな怪我を毎回出演しながらも克服させてくれたのが、私の体を変えてくれたケアスタッフさん達です。
このスタッフさんに、セルフケアのやり方を見てもらうようになって、自分に必要なストレッチや筋トレを見直して、それまで、週1で通っていた整体院に通わなくて済むようになったんです。突発的に痛めるときはありましたが、ショー中に痛みを感じないことが増え、キツかった1日5回のショーが楽に終えられるようになりました。
いろんな意味で体力のついた私は新たにエアリアルシルクやコントーションに挑戦してみました。
踊りとはまた違うものをやってみることで、筋肉の使い方に幅が広がり、相乗効果がでました。レッスンの次の日は半端ない筋肉痛に襲われるんですが、2日目になると、体が安定していて踊りやすくなるんです。
こんなにも体って頑張り次第で変化するもんなんだと今でもその感覚は忘れません。
年齢が上がると、体も衰えます。ただ、そう決めつけずにちょっと自分の体と向き合って頑張ってみると、意外と新しい自分が見えて来ます。新しい自分を発見することがまた楽しく、続けられる理由になるんです。

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テーマパーク卒業

5年目からダンスキャプテンになり、いろんな発見をしてやり切ってテーマパークは卒業しました。
そして、その年の夏、今勤務している会社に出会いました。
・・・f^_^;・・・その後は、また次回でm(_ _)m


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