初マタライフ in Manila①妊娠発覚、そしてまさかの初健診。
Magandan Araw! フィリピンからこんにちは🇵🇭
昨年12月に出産し、早いものでもう半年!!!
ただいま異国の地での育児に大奮闘中でございます。
さて、自分の備忘録として、そして、これからフィリピンで出産・育児をする方のために、ほんのすこーーーーーしでもお役に立てればという想いで、妊娠から今に至るまでのことを、少しずつ書いていこうと思います。
妊娠発覚
妊娠がわかったのは、昨年4月。
前回の記事でも書いた通り、ちょうどバコロドからマニラへ引っ越しの準備を進めているところでした。
体調の変化を感じ、妊娠検査薬を買いに出かけたのですが、なんとこの時、フィリピンはホーリーウィーク(日本のGWのような長期休暇)真っ只中!
日本とは違い、休暇中は閉じてしまうお店も多いのです。
ドラッグストアも開いているかわからないし、炎天下の中探し歩くのもしんどい…。
そんな中、「フィリピンではコンビニで妊娠検査薬が買える」という情報をネットで発見。
早速最寄りのコンビニに行くと…おお!レジ奥の棚にあるではないか…!「それください!」と、店員のお姉さんに声をかけると…
「ソーリーマァム…(はい出たこの流れ!)
Not Available…(やっぱりね!?)」
なんでも、これは空箱で、在庫がないとのこと。
だったら箱も置いとくな!フィリピンしてんな!!(呆)
結局、なんとか徒歩圏内でやっているドラッグストアを探し出し、無事検査薬をGET。連休明けまで待ってもよかったんですが、もーソワソワしちゃって…笑
予想通り、結果は陽性。なんだか全く実感は湧かなかったものの、とりあえずD氏とサンミゲルで祝杯を上げました!(飲んだんかい)
健診予約
さて、お次は病院での検査。
とはいえ、海外で病院を利用するのはこれが初めて。
幸い、マニラには大きな総合病院はもちろん、日系のクリニックもあるので、日本人でも安心して医療を受けられます。
ちなみに、こちらの総合病院は日本とは違い、病院というハコの中にドクターたちがそれぞれ診察室を構えている、というアメリカ式。
なので、予約の際は病院ではなく、各ドクター(もしくはその秘書)に直接コンタクトをとる必要があります。
私の場合、どのドクターがいいかもわからないし、ツテもなかったので、まずはジャパニーズヘルプデスクに問い合わせ、予約をお願いすることに。
ジャパニーズヘルプデスクは、フィリピンやベトナム、タイなど、いくつかの国で、日本語でのメディカルサポートを行なっている団体です。
(詳しくは公式サイトへ https://www.j-helpdesk.jp/)
webフォームから希望の日時と検査内容を伝え、無事、初回健診日は一週間後に決定!
当時は家探しの最中で、1ヶ月間ほどAirbnbをハシゴしている生活だったのですが、今思えばベストなタイミングで来てくれたな〜👶と思います。
バコロドだったら、病院の予約も一苦労だっただろうな、と😅
新居も、決めてしまう前に家族が増えることがわかったので、本当に良いタイミングでした✨ Good job, our baby!!!!
検診初日
いよいよ待ちに待った妊婦健診初日!
場所は、St.Luke's Medical Centerという総合病院。外国人患者も多い、マニラ屈指の大規模病院です。特にこの病院が良い!というこだわりがあったわけではなく、まぁ外国人御用達ならとりあえず大丈夫だろうという安易すぎる理由です笑
当日は病院ロビーでジャパニーズヘルプデスクの担当者さんと待ち合わせ、一緒にドクターのもとへ。
女性のドクター希望であることを事前に伝えていたのですが、この点はフィリピンでは無問題。フィリピンでは、産婦人科医のほとんどが女性なのだそうです。しかもほぼ経産婦さん!さすが子沢山の国!心強いです。
予約時間少し前にドクターのオフィス(いわゆる診察室)に向かうも、すでに待合室には妊婦さんがいっぱい。
覚悟はしてきたものの、まぁあと1時間はかかるな…と、フィリピンらしさに呆れながら、待ち時間を使って担当者さんによる事前ヒアリング。
英語での診察がスムーズに進むよう、いまの状況やドクターに聞きたいことなどを日本語で伝えておきます。もちろん、自分でも妊娠に関する英語は予習してきましたが、なにせ初めての診察。そして何より初めての妊娠!
こういう時、通訳の方がいてくださるのは、非常に安心感がありますね。
そんなこんなでいよいよ自分の番!ドキドキしながら部屋に入ると、お化粧バッチリの綺麗なドクターが笑顔でお出迎え。日本人の感覚からすると、産婦人科というより美容外科の先生みたいだな…と思いつつつ、問診スタート。
最終の生理日や、体調など一通り確認したあと、先生が一言。
「ん〜、今はまだ胎児ちっちゃすぎてエコーしても意味ないから、また来月チェックしましょう!」
え、あ、そ….
…..マジ?🥺
まさかの尿検査もなければエコーもなし。
今日ハッキリ妊娠確定すると喜び勇んできた私にとっては、なんともショックな一言…😭
(ちなみに、後から知ったのですが、フィリピンの大きな病院では健診のたびに毎回エコーを撮るというのは少ないそうです。胎児への影響も考えて、というのもありますが、そもそも自分の診察室にエコーの設備があるドクターは稀なので、エコーのために別室に移動し、そこからまた戻って…と、非常に面倒なのだとか。日本の大学病院のレントゲンや検査と同じですね。ましてやこれがフィリピンタイムで行われるとなると…1日かかっても終わらないのでは…(絶望))
と、いうことで、なんと妊娠確定はおあずけ!泣
ただ、せっかく時間作ってきたのにもったいない!ってことで、後々必要になるという子宮頸がんの検査だけしてもらいました。
診察後、ヘルプデスクの担当者さんに、「次回もしここでエコーしたり検査するとなると、めちゃくちゃ時間かかりますよね…?」と相談したところ、「マカティのマニラ日本人会診療所なら、診察室にエコーもあるのでスムーズに受診できますよ!」と、ありがたい情報が!!
正直なところ、「日本人会」という響きがあまり好きではなくて(すみません笑)敬遠していたのですが、こうなったら選り好みしておれん!これからお腹も重くなるし、毎回フィリピンタイムに振り回されてたらたまらん!…ということで、その場で日本人会診療所の予約をお願いすることに。
はぁ、やっぱり日本人は仕事が早いなぁ…ありがたや…(遠い目)
そんなこんなで、拍子抜けな結果で終わった初回健診。
まぁこちらの病院の雰囲気やシステムもなんとなくわかったので、これはこれで良い経験でした。
余談ですが、ドクターとのお話の中で、「36歳で高齢出産なので、色々と不安や心配もあります」と伝えたところ、「36歳なんて全然高齢じゃないわよ!ちょうど仕事や自分の好きなことを一通り楽しんできて、これから子育てを経験するのに良い年齢よ!そんな人いっぱいいるわよ!」とまさかの答えが😳
たしかにフィリピンって、女性管理職とか女性の重役が結構多くて、みんな子育てしながらキャリアを築いてるんですよね。
子沢山で女性が元気な国、フィリピン。なんかいいな。と感じた一言でした。
はてさて、次の健診は、ここからさらに一週間後に決定!
さぁ、どうなることやら…
▼Instagramでもフィリピンでの生活を紹介しています🇵🇭
https://www.instagram.com/aya_adventure/
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