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大学中退・職歴なし・未経験からフリーライターになった話

大学の同期や周りの友人から「今何やってるの?」「どうやってライターになったの?」と聞いてもらえることも増えてきました。SHElikesという女性のためのキャリアスクールのカウンセリング中でも、「どうしたらライターとしてお仕事が取れますか?」と聞かれることも多いです。

そこで、私の経験をシェアすることで「未経験でも大丈夫!」と一歩踏み出してもらえるきっかけになればと思い、noteを書くことにしました!

以下、私の経歴です。

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2020年1月:卒業2ヶ月前に大学中退(看護系)
2020年3月:採用プロセスを受けていた企業がコロナの影響で採用ストップ
2020年4月:飲食ベンチャーに就職決定
      一方で、時代の変化に負けないスキルが欲しいと思う
2020年6月:SHElikesに入会
2020年8月:妊娠をきっかけにフリーライターへ

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このnoteには、どうしてフリーライターという職業を選んだのか、SHEでどんな勉強をしてきたのか、お仕事のとり方などを紹介しています。

私の経歴を見てわかる通り、大学は看護系。しかも中退。全くの未経験からライターになりました。「未経験だけど、ライターになりたい!」と思っている人の参考になれば嬉しいです。

1.”これからどう生きたいか”から逆算した

「ジョブチェンジは、ライフチェンジ」

そう感じた私は、どんな仕事がしたいのかではなく、どんな生き方をしていきたいかを最初に考えてみました。箇条書きにしてメモを取り、あがったのが以下のものです。

・家族との時間を大事にしたい
・子供を早く産みたい(28までに2人)
・場所や時代の変化にとらわれず働けるようになりたい
・仕事もプライベートも常にワクワクしていたい
・クリエイティブスキルが欲しい
・MacBookを使いこなしたい(不純)
・愛されるブランドに関わりたい
・唯一無二の「感動体験」を提供したい
・ヒトやモノに秘められた可能性を引き出すことに貢献したい

正直、私の中には家族>>>仕事という価値観があります。(古いと思われるかもしれませんが)そしてライフスタイルの変化から、キャリアを棒に振るということは絶対に避けたいという思いがありました。

だからといって適当に仕事をするというのではなく、仕事でもワクワクしていたい。かつ働く時間や場所を柔軟に変えられる仕事がいい。そう思ったのです。

ブランドの価値に魅力を感じた飲食ベンチャーに一度就職しましたが、ずっと続けていくことは難しい、というのが正直なところでした。そこで、まずは副業から何かを始めてみよう。そう思った時にSHEに出会ったのです。

2.どうしてライターという職業を選んだのか

SHEに入会してから、一番興味があったライターコースを中心に全コースを満遍なく受講しました。ライターコースを選んだのは、単純に「書くことが好きだった」から。それから夫のnoteを読んで、「こんな文章が書けるようになりたい」と思ったからです。

小さい頃から文章を書くことが好きだったし、褒められることもたくさんありました。伝えたいことが伝わると、すごく嬉しかったことを覚えています。

ただ、好きを仕事にするというのは覚悟が必要です。ライターという文章のプロになることで、好きだった書くことが嫌いになってしまうのではないか、そんな懸念もありました。

SHEのライターコースでは、プロのライターに課題添削をしてもらうことができます。いいところは褒めちぎってくれるし、改善点は丁寧にアドバイスをくれるのです。一通り褒められて満足したところで、私が注目したのは改善点に関する項目。「書いているときに感じた疑問点を解消したい」という思いから、多少厳しいFBをいただいても心は折れませんでした。

三人話し合い1021

「もっと上手くなりたい」
「やっぱり書くことは楽しい」
「書くことで、ヒトやモノに秘められた可能性を引き出せるかも」
そんな気持ちが優っていると感じてから、まずは副業としてライター案件を探し始めました。

SHEのライターコースの魅力をもっと知りたい方は、以下のnoteをご覧ください。

3.”フリーライター”という生き方を選んだ理由

ライターといっても、働き方は様々です。企業の正社員として、副業として、独立系フリーランスとして……。

もちろんそれぞれメリット・デメリットはあります。
・時間や場所にとらわれず働きたい
・常にワクワクしていたい
・ライフスタイルの変化からキャリアを棒に振りたくない
以上のような私の理想の生き方を考え、妊娠発覚をきっかけに副業ライターから独立系フリーランスを選択しました。

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スケジュール管理や事務作業も得意(というか苦ではない)ので、良い選択だったと思います。

副業歴約2ヶ月からフリーライターになったわけですが、早まりすぎたとは思っていません。SHEで書くスキルの他に、マーケティングや写真スキルを身につけていたおかげで、フリーになろうと思った時には2つの企業から継続案件をいただいていました。副業として積み上げたことが、背中押しに繋がったと思っています。

今理想の生き方に近づけているのは、小さな一歩踏み出し続けただけの違いです。

”自分がどう生きたいか”ありきでキャリアを選択できたのは、SHEでWebスキルを学んだこそでした。フリーランスは安定が約束されていなかったり、確定申告を自分でしないといけなかったり、大変なこともあります。でも、理想の生き方から選択した、好きな仕事のための努力は苦ではないと感じています。

4.お仕事をとるためにしたこと

お仕事をとるためにしたのは、具体的に次の3つです。

①とにかく応募しまくる
②ポートフォリオを作成する
③SNSで発信する

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①の応募に関しては、主にWantedlyを活用。プロフィールはライター仕様にして、項目は全て埋めました。以下、プロフィール作成にあたってのポイントです。
・「この先やってみたいこと」の項目をできるだけ具体的にする
・写真は顔がはっきり映るものにする
・実績がない場合、SHEの課題を掲載する

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2020年当時のWantedly

駆け出しライターの自分にもできそうな案件を検索し、片っ端から応募しました。1つ納得のいく案件を受注するまで、7〜10件程度に応募しています。

ここで大事にしたいのは「初心者であることを前面に出しすぎない」こと。わからないことはクライアントにもちろん聞くべきですが、
「こういう記事書くの初めてで……」
「まだ初心者なので、どれだけできるかわかりませんが……」
こういう姿勢でお仕事は受けないほうがいいです。

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もし自分がクライアントの立場になっても、
「こんな記事書けます!」
「ここが強みです!」
「書くだけじゃなく写真も撮れます!」

こんな風に前向きなライターの方が依頼したいと思えるでしょう。

全くできない仕事を引き受けるのはNGですが、少し頑張ればできる仕事は自分が努力すればいいだけのことです。

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②のポートフォリオを作成したのは、フリーライターになって3ヶ月ほど経ってからでした。今思えば、もっと早く作っておけばよかったと思っています。

お仕事実績がなくても、SHEの課題や、今勉強中のこと、やってみたい仕事のことなどを熱量込めてまとめておくと、営業活動の時に便利です。個人的には履歴書や職務経歴書よりも個別性が出せて、使いやすものでした。

WantedlyやTwitterなどのプロフィールにリンクを貼っておくと、クライアントやフォロワーの方からお仕事依頼が来ることもあるので、大いに活用してください。

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自分の名前でお仕事をとる場合、ポートフォリオは必須といえます。私の場合はnoteを活用しましたが、Webデザインを勉強してホームページを作るのもおすすめです。

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③のSNS発信は気軽に始められるため、ぜひやって欲しいです。言霊という言葉がありますが、口に出したことは現実になるな、と感じています。

「こういう仕事がしたい」
「こんな分野に興味がある」
「◯年後、こうなっていたい」

自分がやりたい!と思ったことはちょっとしたことでもいいです、発信してください。何かのきっかけで誰かに届いて、気づいたらお仕事になっていた、活動の輪が広がっていた、そんな夢みたいなことが起こるのが現代のSNSです。

ちなみに私は、以前から関わってみたいと思っていたメディアに産休・育休後にジョインすることが決まっています。これもSNSで発信し、チャンスが舞い込んできたからです。

やりたいことは、今日からぜひ言葉にしましょう!

行動した人から、変わっていく

私はずっと、仕事は辛いものだとばかり思っていました。安定とお金が全て。「仕事で苦しい思いをした分だけ、幸せになれる」という勝手な思い込みがあったのかもしれません。

でも、働くことは生きること。一度きりの人生ですから、やりたいことに素直になってもいいのではないでしょうか。

私自身、大学は看護系という全く違う畑からWebの世界に飛び込み、ライターになりました。「好きを仕事に」は甘いと言ってくる人は、言わせておけばいいのです。そう言ってくる人は、自分の”好き”のために行動を起こしていない人のはず。

行動を起こせば、人生は変わります。やりたいことは躊躇せずに、どんどん挑戦してみてください。思い立った今が、一番若いのですから。

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SHEには幅広いジャンルのコースが用意されていて、たくさんのことに挑戦できる環境があります。気になる方は、ぜひ体験レッスンへお越しください!

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