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子ども(成人女性)と私(中年女性)の2人旅@タイ その1 2024.02.09


旅のしおり
旅のしおり_表紙

自作の旅のしおりと共に、タイ旅行を振り返る。


タイに行くと決めた理由

当初は韓国に行くつもりで、ホテル・飛行機代などを計算していた。
ざっくり出した額でさえ、割高な気がして同じ予算でもっと長く楽しめる旅行先は無いか?調べ始めたところ
・台湾(ばばも行きたいという理由で今回は却下)
・ベトナム(子どもが行く予定があるとの事で却下)
・タイ(却下理由無し)
猛烈にタイに行きたかったというわけではなく、結果タイだった。という理由で行き先が確定した。
行った事の無い国で楽しむ計画を立て、安全安価でどれだけ楽しむ事ができるか?も検証することにした。

社会人になった娘、子ども特権が無くなり(旅費の親負担が無くなった)、これからは旅仲間。
大人の旅仲間とは、なかなか難しいとこがあり
気が合うだけでなく、金銭的な価値観、時間の考え方、疲労による気持ちの変化、食の好み等など、これらを全く気にする事無く旅に行ける子どもと出会えた事は、(風呂の話しを除いて)幸運だと思う。
※温泉、浴槽の大きさ問わず、絶対に入浴は別々と言われている。


1日目 長野→東京→バンコク

旅のしおり①


長野駅

新幹線を早割で予約したため、やたら早い時間の出発。
スーツケースは1つのみ。

飛行機に乗るまでのご飯

シナモンレーズンベーグル/ブランジェ浅野屋(東京駅)

私は、ここのシナモンレーズンベーグルが大好物。
子どもと2人で行く初海外旅行で食べたこの日のベーグルは、一生忘れない味になるだろうなと思ったら、一段と美味しく感じた。
毎度のことながら口の周りにシナモンシュガー付いていると子どもに指摘され拭く、どうも鼻の頭にもシナモンシュガーが付いていたらしく、マスクの中はしばらくシナモンの香りがしていた。

成田空港でお茶漬け

やたら早く成田空港に到着しているので、昼ご飯は成田空港で食べた。
到着後は暴食が続くスケジュールなので、消化が良さそうなお茶漬けを選択

ZIPAIR

「旅は道連れ世は情け」〜旅は道連れの部分

成田からバンコクまで6時間のフライト
飛行機の座席は、窓側から私、子ども、他のお客様が3人並ぶ。
6時間一緒に過ごすことになるので、子どもの右隣にくる方がどんな人か?期待0、不安100で搭乗。
30代半ば〜の男性が、ぱつぱつんに膨らんだリュックに首に巻いたタオルをサイドポケットにねじ込みながら乗り込んできた。
落ちそうなタオルが気になってじっと見ていると、やっぱり床に落ちた。
「タオル落ちましたよ」と声を掛けると、「あざっす」と嬉しそうに言って
「自分通路側ですが、トイレに行くときはいつでも声かけてください、寝てても直ぐ起きるんで」とにこにこ顔。
今のところトイレに行く予定は無いけど、不安が100→75に減った気がした。

その後、久々の飛行機で離陸のドキドキを楽しむ私達の横で30代半ば〜の男性のおしゃべりが止まらず、楽しそう。
私にはマスクと機内の雑音でよく気聞き取れなかったけど、子どもは隣の席だったので、そこそこ聞き取れたらしく、何県から来たか?何時に家を出たか?タイ旅行は初めてか?他にどんな国に行ったのか?これから行きたい国はどこか?
更には、タイで詐欺に気をつける点とか、旅費の話まで出て、シートベルトサインが消える頃にはまるで3人で旅行しているかのように馴染んでいた。
その後も入国手続まで名乗らずに3人旅は続き、預け入れの荷物がある私達との別れを惜しむように、彼は大きく手を振って
「街で見かけたら、絶対声をかけてくださいね」と言って去っていった。
この時点で、もう二度と会うこと無いんだろうなって思っていたけど、
世の中狭いのか?運命なのか? この数日後に本当に街なかで声はかけられなかったけど見かけた。
今思うと、旅の恥は掻き捨てというように、何の仕事しているのか?
遠慮せずに質問してみれば良かったなと。
旅先に限らず、どこまで距離を縮めて良いものなのか?
人との付き合いは本当に難しいなと思ってしまう。それはきっと私が中年女性だからなのかもしれない。都合よく年齢のせいにして片付けてしまう。

エアポートリンク

「旅は道連れ世は情け」〜世は情けの部分

レートが良いと言われている両替所に立ち寄り
電車で宿泊先ホテルへ向かう。
時差が2時間(日本の方が進んでいる)で、寝ぼけたか?子どもがお財布を落として、近くのタイ人女性に教えてもらう。
子ども、タイで初めての「コップンカー」を発する。
私はタイ人女性の笑顔を見ながら、これが「微笑みの国 タイ」なのかとテンション上がる。
ホテルまでの道のりは暗く、いつ狙われるか?とヒヤヒヤしながら足早にホテルに向かうと、眼の前に子猫がひょっこり出てきた。
子猫にしてはずいぶん動きが機敏だと思って立ち止まって見てみると、排水口にすーーっと入って顔を出してこちらを見ている。
それは見たこと無いぐらいの巨大なねずみだった。。子どもと顔を見合わせてびっくりしていると、数匹が列になって私達の前を通り過ぎていった。
「やばい国に来た」と心のなかでつぶやいてしまった。
そんなこんなで1日目終了。

ホテルで毎日置いてもらっていた瓶入りの水

その2はこちら


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