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コーチングを学び始めたキッカケ

こんばんは!Ayaです。

今回は、なぜ私がコーチングを学び始め、コーチとして活動していこうと思ったのかを綴りたいと思います。

私がどんな人物かは、良かったらこちら↓をご覧ください。

学び始めたキッカケ

私はコーチ養成講座の受講を始めるまで、関連書籍をほとんど読んだこともなければ、プロコーチのセッションを体験したこともありませんでした。後々周りに聞いてみるとなかなか稀なようです(^^;

けれど、周囲にコーチングを学んでいる人がいたり、コーチとして活動されている方と何気ない会話をした時に話にグッと引き込まれたことや、その方たちが創る場をとても魅力的に感じた経験をしていて(この方達とは、数年の時を経てCMWという講座で再会を果たします)、なんとなく「コーチング」というワードは以前から知っていて、学んだ方のコミュニケーションややっていることに魅力を感じていました。

そんな感じで頭の片隅にあったそれが、グッと身近になるタイミングが自分にも訪れ、コーチングを学び始めることになりました。
その頃は葛藤の中で生きており、「変えたい」「自分も変わりたい」そんなことをずっと抱えていた日々を過ごしていたからこそ、アンテナに触れた瞬間、「あ、コーチングを学ぶのは今だ!」という直感でした。
それに至るまでをあれこれを書いておこうと思います。

理由① 私が会社を改善するんだ!

(と意気込んでいた。)タイトルの通りです(笑)

私の会社は10数人の小規模な会社で、ベンチャー企業というわけでもなく、自分と同い年くらいの会社です。トップには会社を立ち上げた方々がおり、中堅社員はわずか(入れ替わりも多い)、そして若手も数名で私の1つ上の代から新卒採用が始まったような構成で、同期などいませんでした。

職種的に各自黙々とPCに向き合いそれぞれの業務をこなすようなスタイルのため、社内に会話はほぼなく「おはようございます」と「お先に失礼します」くらい。声の出し方、しゃべり方を忘れてしまうほどでした笑
電話対応は新人の役目でしたが、社内中に声が聞こえちゃうので、緊張して声を震わせて対応していたのを覚えています。

私はチームスポーツをわいわいやってきたり、みんなで何かを目指して取り組むということが好きだったので、この空気が居たたまれませんでした。とはいえ、自分が選んだ会社。新入社員なので大人しく様子を見つつ、慣れようとしていました。長年いる方々からすると何ともないことだったのでしょう。業務だって自分で道筋が立てられるし、自分で意思決定が出来る立場にあるので、たいして相談することも必要なかったのだと思います。

新入社員への業務の渡し方も0か100。やってと言われたことが、途中でわからなくて尋ねると「後はやっとくよ」というスタンス。これでは成長できないと思い、聞くのは控え自力で調べまくってどうにかやり遂げようとしていました。また、全体像が見えないまま、末端の作業だけがおりてきている、そんな感覚もありました。
これまで中途採用ばかりしていたので、教えなくともできる人たちでつくってきた会社。教える、育てるをしたことがなかったのでしょう。また、個人プレーヤーの集まりなので、上司たちですら互いの業務にあまり口を出さない、出せない風潮なのだなと入社すぐに感じました。

そんな違和感を抱えつつも、この会社で携われる業務はどれもやりがいがあり、自分が関わりたいことど真ん中。だから、託されたことは100%以上でやり遂げたいし、自分でどうにかする、自分で情報を集める、自分で業務を作る、そんな心持ちでそれなりにバリバリやっていたつもりですし、それもあってかいろんな経験や機会を頂けていました。
自由にたくさんの挑戦をさせて頂いたことは感謝しています。
けれど、経験を積み、物事を俯瞰して見られるようになってくると、より違和感は増していき、今後のことを考えるようになりました。

↓当時の状況と私の頭の中
(※自分のメモ。長いので飛ばして頂いて大丈夫です笑)

◆業務によっては、業務を進めるパーツとしてしか見られていない感
◆会社自体(上司)の業務の進め方がマンネリ化、パターン化しており、志が抜けた作業の様
◆業績が芳しくなくみんな給与減額(それはしょうがない)⇒具体的な対策がなく「諸々頑張りましょう」「若手もっと頑張りましょう」のみ。(役員級ではより具体的に検討していたのかもですが、それが何もおりてこない)
◆続々と退職。仲間が消えていく喪失感。小規模なので1人減るだけでもダメージなのに。辞めては補充の繰り返し。技術継承的ないのでは?⇒社員が辞めていくことをどう感じているのか、役員以外口を開くことはない社内会議で、勇気を振り絞って上層部に質問⇒返ってきたのは「それぞれの人生だから」(その受け止め方は素敵)⇒でも、辞めていく理由を考えたことはあるの?中堅が入れ替わり立ち代わりするこの状況をどう捉えているの?組織として成長していかないと思わないの?
◆常にみんな何かしら文句を言っている。それでも具体的改善への行動はしない(自分も含め)。行動できる雰囲気がない。⇒自分の会社にも、やっている業務にももっと誇りを持てるようにしようよ
◆自分は担当業務には心からやりがいを感じている。周囲との温度差。⇒自分がずっとこの会社で働きたいと思える雰囲気、関係性をつくりたい
◆やりがいを感じていたはずの業務⇒目先のこと、形だけのことばかりで、なんのための取り組みか「?」なことが増えてくる。
◆新入社員が居心地良い会社にしたい、新入社員を育成できる仕組みをつくりたい⇒トップは定年まで間もない。中堅社員はわずか。若手の自分たちが力をつけ、新入社員も成長でき辞めない環境をつくることが、この会社の成長、存続にかかってる。
◆もっとみんなで議論して業務を進めたい、社内で対話ができる風潮を当たり前にしたい。単独で業務を進めていては、より良いものは出来ないのでは?⇒これこそが、業績回復につながるのではないのか。人が辞めていかない環境を作れるのでは。

まだまだあるのですが(笑)
こんなことを入社数年後から毎日1人考えていました。でも誰かに言える環境はありませんでした。それでも機会をみて、上司にちらっと言ったことはありましたが、「若いのによく考えてるなぁ。」その一言で流され、その時プツっと、“あーもうこの人たちには伝わらないな”と何か諦めのような感覚になったのを覚えています。
せめて自分の業務だけでも、改善できることをしていこうと仕掛けてみたりもしたけれど、到底1人でやれることではありませんでした。

それでもやはり業務はやりがいがありました。
自分が目指す社会(地域)づくりの一端を担えていると感じていました。
だから、会社を辞めることは考えられませんでした。
だから、私が会社を改善するんだ!と意気込んでいました。
これが、コーチングを学び始めた一番大きな理由かなと思います。

さて、理由①がヘビーでしたので、ここからは淡々と。

理由② 人と関わる仕事なので活かせそう

職業柄、たくさんの方とお話(ヒアリングが肝の仕事)をしていました。老若男女、そのコミュニティにおいて地位のある方から庶民の方までとお話をする日々。さらにはその組織やコミュニティの中の人の関係性を瞬時に読み取り、それに配慮して関わることが重要だったし、得意としていました(これは昔からの人間観察好きが活きていたかと笑)。

だから、よりコミュニケーション能力を高め、コーチングで得られるスキルも活用しながら、話を引き出す力(ヒアリング力)を付けたいと思っていました。

後に、コーチングを学び始めて気づきいたことがあります。
・他者に対して様々なラベリングをして評価(優劣や上下付け)をしていた
・その他者への評価が実は自分もされている気になり、自信を無くしていた
・話を引き出すには、安心した関係性を作る上で自己開示も重要
 (相手を事前にところん調べることしかしていなかった)
他にもいろいろ。この辺りはまた別の機会に。

理由③ モヤモヤマンネリ化から抜け出したい

私は日頃からよく考えます。悩みます。分析します。いろんなことを予測して、納得するまで、大丈夫だ!と思うまで動けないたちです(^^;
そして、優柔不断です。もーほんと疲れる性格です。笑
(これもまた後に、コーチングを通して「性格」というだけでなく、家庭環境も大きく影響していたのだと気づきます。)

この性格・・・
〇良い点
・慎重な判断ができる
・ノリで動かない(基本、真面目)
・自分を常に評価して高みを目指せる
〇悪い点
・悩んだ末に自分の至らなさに自己嫌悪に陥る。
・決断ができずに悩み続ける
・良さそうな風や波に乗れない
・枠を外せない、超えられない 等々

加えて、モヤモヤを増大させていたのは、自分の中で騒ぐモンスターたち。
責任感、完璧に、頼まれ事は試され事、普通はこう、こうせねば、これをすれば喜ぶ助かる人がいる、やりきる、人がやらないなら自分がやる、迷惑をかけない、他人からの視線・評価…
そして、「〇〇のために」と生きてきた私は、ふと、
いったい自分は何がしたいんだ?
どう生きていきたいんだ?
何が出来るんだ?

こんなことを2、3年も悩み続けていました。この頃は地方の支店で1人で働いていたこともあり、ただただ一人で悩んでいました。混沌とした業務と相まって、相当悩み疲れしていました。

この感情や癖はどこから来ているんだろ?
コーチングを学べば、このモヤモヤ無限ループから抜け出せるはず!
視点を変えて考えるきっかけに絶対になる!!
と、コーチングに望みをかけていた面もありました。
(※注 コーチングは特効薬でも魔法ではありませんw)

理由④ 自分はコーチに依頼できる身分ではないのでは…?だったら自分で学ぼう

コーチングに興味を持ち始めてから、セッションを受けてみようと思ったこともあります。コーチを検索したり、いろいろなスクールの体験者の声を見てみたりしたのですが・・・
コーチ紹介を見ると素晴らしい経歴の方達ばかり。
体験者の声を見てみると、誰もが知っているような企業でそれなりの役職についている方や、どこかの企業の社長さん、スタートアップ企業でバリバリと活躍している方々ばかり。

まだ、コーチングを知らない私の心の中で、
ビビリな自分が騒いでました(笑)

プロコーチってなんかすごそうな人たちばかりじゃん。ちょっと、なんか…こんないろいろ揺らいでいる自分で向き合うの怖いな。迷惑かけそう
▶コーチング受けてる人って、みんなすごい人たちじゃん。企業の幹部やチームリーダーとかが受けるものなんだな。自分なんて何の役職もないし、コーチにお願いする身分じゃないよな
▶この方達に比べたら自分が抱えているモヤモヤなんてちっぽけだし、自己解決すればいいよな。自分がもっと頑張れば済む話だよな
そもそも何がモヤモヤかもわからないから、ちゃんと相談したいことまとまるまでお願いできないな
▶変わる覚悟、行動する覚悟がなきゃコーチに向き合えないし…

今となっては笑えますが、ほんとにこんなこと思ってました。
極度のビビリなので、体験を受けることすらハードルでした。

なので、だったら自分がコーチングを学べばいいんだ!!と、そう考えたのでした。

(同じことを感じてコーチングに踏み出せないそこのあなた。大丈夫です。そういう方ほど、ぜひコーチングを体験してみて欲しいです。お待ちしております!)

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主にこんな4つの理由からコーチングを学び始めたのですが、
そこからなぜコーチになることを決めたのか。
長くなってしまうので、別記事にまとめさせて頂きます(^^;
ご覧いただけたら嬉しいです↓↓



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