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ランランランジェリー!

867km。
2019年に走った距離である。
平日に5km×2回と週末に10km×1回をルーティンティンとした。
1週間7日間中の3日走ったことになるので、
1年の42パーセントつまり153回ランニングしたということになる。
んー、実におもしろい。

今年は人生で初のフルマラソンにも挑戦した。
32km地点で両足をつり、
小鹿のようになってからの残り10キロの辛さは今でも鮮明に覚えている。
マラソンは人生の縮図だという誰かの名言が心に染みる。

知らない土地を走るのはとても楽しかった。
福岡・愛知・北海道・和歌山・愛媛。
仕事で行くので観光要素はなかったが、
街を自らの足で走ることで、
その土地を知ることができるような気がした。

ルーティンティンが苦手で飽き性な私がここまで続けられたのは意外だ。
1日では成し遂げられない867キロという距離でも、
365日かけて取り組めば負担は少なくなる。
これがティンティン力なのか。
素晴らしいではないか。

ランニングやマラソンから学ぶことは実際に多い。
全ては自らの対話であり、調子が良い日も悪い日もある。
ちょっとした、ほんのちょっとしたきっかけで心が折れて、
走るのをやめてしまったりすることもある。
「しない理由」をでっちあげるのも簡単だ。
天気が悪い・寒い・眠い。
走らなくても誰にも迷惑をかけることはない。
しかしティンティン力が下がるのは言うても言うまでもない。

ティンティンすることで、負担が少なくなるということは事実だが、
負担が少ないと言うことは、ノーティンした時の罪悪感も少ない。
「今日くらいいっか」が重なると、やらないティンがルーティンになる。
このことを、ティンティンの置換と呼ぶ。

小さなティンティンが1年積み重なると、
それはもう巨根。じゃなくて大きな結果として現れてくるのだ。
言葉で言うのは簡単だが、それを実体験できたことは大きい。

ちなみにタイトルに深い意味はない。
美女のランジェリー姿を思い浮かべるとランランになるし、
ランニングも軽快であろうと思っただけである。

ティンクス!

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