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割れない器とチームプレイ

少し不思議な体験をしたので書いておこう
毎週末ランニングをする公園に行くと
いつも以上に混雑していた
なんだろうなと思いながらランニングをしていると
コースの途中でイベントが開催されているのを見た

全国陶器市というもので
全国各地の陶器が一同に集まるマルシェのようだ
コロナの影響でこういったイベントも珍しくなったから
余計どんなものか見たくなったのかもしれない
ランニングを終えた後に少し見てみることにした

数十棟のテントが貼られた大規模なイベントだ
テント内は所狭しと陶器が並び
老若男女たくさんの人が楽しそうに陶器を見ている

不思議体験とは何なのかというと
滞在中の30分くらいの間
陶器が割れる音を1度も聞かなかったことだ

あたりまえだろと思うかもしれないが
よく考えてみてほしい
テントがあるとはいえ屋外で
臨時的にレイアウトした店である
所狭しと並ぶ陶器
ベビーカーに乗った赤ちゃんから
杖をついて歩く老人

ワレモノを象徴するような存在の陶器である
少し触れてしまえば容易に地面に落ちるだろうし
地面はコンクリートである

割れない方が当然ハッピーなことなのだが
こんなに不確実な要素が集まっているのに
1個も割れないのはむしろおかしいのではないか
そんなことを考えてしまった

何十人で縄跳びを飛ぶみたいな企画を見たことがあるだろう
器は慎重に扱わなければならない
そういった暗黙のルールみたいな共通認識があって
チームプレイで器を割らないようにしているような
そんな雰囲気さえ出てきている

集団協調というのだろうか?
集団同調というのだろうか?
上手く言葉が見つからないが
その場の空気みたいなものが見えた気がして
転職先は占い師にでもなろうかと思ったわけだ

まぁしかし
こういうどうでも良いことが気になるということは
ミスターセンクスの調子が上がっているということだ
脳にバッファが生まれてきているのかもしれない
限界突破して領域展開した結果
キャパシティーというものが拡張されたのかもしれない

ミートスティック以外は日々成長できるようだ!
バッファチン!オルニチン!クラリチン!
ちんちん!

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