GOENにセンクス

10年以上ぶりだねと言い合った
あの時と同じ部屋で
時が止まったようだった
ご縁というものは不思議なものだ

まだミスターセンクスが
マーケティングでおまんまを食えず
オマンマンばかりを追っていた頃
お客様ながら親身になって
仕事たるものを教えてくれた方がいた

しかしながら運命とは残酷なもので
お付き合いはSO長くは続かず
その方の部署が異動になったりで
その会社との取引は何年もZEROになっていた

異動にはなったものの
その方とのご縁はなぜか続いた
一番驚いたのは
飲み会後にホテルに泊まり
次の日の朝にホテルの前で
気だるそうにタバコを吸っていたら
突然その方が同じホテルから出てきた時である
お互いになんでここにいるの！？と
朝から大声を上げたものの
酒焼けでお互いにしゃがれおじさんの声になっていた

それからまた数年経って
その方がまたマーケティング部に戻り
タマタマお声がけいただいた案件で条件が合い
まさかの十数年ぶりのお取引が再開した

変わったところはお互いに部下ができたこと
お互いにおじさんになったことである
普段は熊みたいな風貌で穏やかなのに
仕事の話になると怖いくらい鋭くなる
そのスタンスはあの頃と変わっていなかった

なんとも嬉しい話である
同時に歳をとったなとも思うが
ご縁というものは大切にしなければなと
心からそう思った出来事だった

感謝！顔射！陳謝！
センクスベリーマッチュ！