朝帰りの二人眺めて

年の瀬も年の瀬
やっと仕事を納めたミスターセンクスは
本当に納まったのだろうかという疑問を持ちつつ
朝帰りの2人を眺めている
息は高揚しているから
はぁはぁして気持ち悪いことが請け合いだ

ホテルから出てくるカップルを見るのが
ミスターセンクスのライフワークである
と言えれば良いのだが
そんな時間はどこにもなく
なによりミスターセンクソになりそうだから
そんなことはYATTENAI

じゃあこのブロゲってなんなの？
そう思われるのも無理はない
休みモードに入ったセンクスの思考など
チンクスほどのポークビッツだ

朝ランしているとたまに見る
夜勤明けのカップルがいて
寒空の中を寄り添いあって歩いている
バックナンバーの歌にでも出てきそうな2人は
彼女が彼のポケットに手を入れたりして
あれはなんて言うのだろう
ポケットの中で手を繋ぐスタイル？
まぁそういうやつだ

なんかこう
すごく爽やかな朝の光景なのだ

ホテルから出てくるのと
会社から出てくるので
こんなにイメージが違うのか！

素晴らしい
素晴らしい恋愛の形だ！

そう言ってミスターセンクスは
2人の間を爆走するのである

固く繋がれた手を
文字通り引き裂いていく！
聞こえるのは断末魔のみ
見えるのは血の海だ！
歯歯歯歯歯！！！

良いお年をー！！！
また明日も言うけど
良いお年をー！！！