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栗と栗鼠ニング

目で見れば明確にわかることが、
耳で聞くとどっちなの?となることが多くある。
世の中には発音が似ている言葉や、
発音してしまえば(ほぼ)同じ言葉であるものが溢れている。

公共交通機関に乗っていると、
日本語で案内が終わった後に同じことを英語で言ったりする。
必ず最後に聞く言葉がある。
「センキュー フォー ユア コーポレーション」
一番最後に言うのですごく気になってしまっていた。
コーポレーションとはつまり会社であり、
ワイの会社に感謝顔射を伝えてくれているのかと。
公共交通機関ってビジネスマンに優しいのだなとずっと思っていた。

気になって調べてみると、
Corporationではなく、Cooperationなのだそうだ。
前者は会社の意味、後者は協力の意味。
つまりお客様のご協力に感謝顔射しますということであり、
お客様の会社に感謝顔射しますということではないのだった。

これは難しい問題である。
コーポレーション・コオペレーション
無理やり日本語にすればこんな感じである。
聞き分けができるとは思えないやつだ。

当然ながらミスターセンクスは名前こそ英語だが、日本人である。
母語話者である英語圏の方であれば聞き分けられるのだろうか。
うらやまし、うらめしやな話なのである。
裏目に出ないうちにこの話題から手を引くべきである。

日本語ではどうか。
栗と栗鼠。
自然豊かな秋の森を思わせる言葉である。
冬眠に向け、栗鼠がせっせと食糧である栗をGETしては巣に運んでいる。

さぁ、言葉に出して読んでごらん。
栗と栗鼠
栗とリス
クリとリス
セ○クス!

つまりそういうことであり、
そんな感じの週の初めなのである。

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