Royalty! Loyalty! Insecurity!
私はまた不確実なものに出会ってしまった。
これは深い不確実性であり、由々しき問題である。
RoyaltyとLoyaltyは頭の文字がRかLかの違いで、全く違う単語だ。
決して私のスペルミスではない。
そしてRoとLoの発音は多くの日本人にとって同じ、「ろ」である。
ネイッティブの方々は発音訳ができるかもしれないが、
我々にとってはちんぷんかんぷんだ。
Royal:「王の」「王室の」「高貴な」
Loyal:「忠義な」「忠実な」「誠実な」
楽勝に使い分けられると思ったあなた。
ファミレスのロイヤルホストはどっちか考えてみてほしい。
ちっ
ちっ
ちっ
ポーン!
Royal hostである。
しかし王室のホスト 高貴なホスト 誠実なホスト
どれでも意味が通じてしまう。
なんという不確実。
そして日の出る国ニッポンではこのような感じになっている。
私の世界では下記のような定義になっていることがほとんどだ。
Royalty→ロイヤリティー:権利使用料
Loyalty→ロイヤルティー:ブランドなどに対する愛着や忠誠心
ツッコミどころは満載である。
まずなぜ王という意味の他に権利使用料が含まれたのだろうか。
年貢的なこと?
他人の音楽などを使用する際に、権利者に対してマニーを支払う。
これがロイヤリティー。
一方ロイヤルティーはなんとなく素直だ。
ブランドに対する愛着や忠誠心を表す。
これはマーケティングの業界で良く使われる。
「ブランドロイヤリティの向上に寄与します」なんて言う。
どっちをロイヤリティと呼び、どっちをロイヤルティと呼ぶか。
これは決まった定義がなく、なんとなくこっちの意味はこっちの言い方だよね
で決まっているらしい。
お得意の長いものに巻かれる作戦である。
それもそうなのだ。日本人にとっては差がない言葉なのだから。
そんなことないわ。ちゃんと発音訳できるわと思った方。
リンクを貼っておくので、ぜひ「発音を聞く」ボタンを押して欲しい。
おそらく笑えてくるはずだ。
土曜日でお休みの方もいるのに申し訳ない。
アウトプットすることで情報が整理されるとか言うが、
書いている私さえ未だに訳がわからない。
ニュアンスで理解し適当にうけ流そう。
そうしよう。
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