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ブランドとは「らしさ」

あの人はブランド好きだ
そう聞いた時のイメージとはどんなものか
ブランドの力を借りて自分の力を誇示している
ブランドマークのためだけに何万も使っている
ひどい言い方になるとそんな言われようである

ミスターセンクスはブランドが好きだ
前述の心理もわからなくないのだが
品質やデザインのほかにどうしても
というかものすごくこだわっていることがある
誰がどんな気持ちで作ったかということだ

そんなわけでミスターセンクスが好きなブランドは
キランキランでブリンブリンのものばかりでなく
超お高いものだけでもなく
超品質が良いものばかりではない

ランセという香水のブランドがある
ミスターセンクスはその香水を愛用している
ランセと聞いて知る人はほとんどいないだろう
自らの力を誇示したいのであれば
誰もが知っていて
誰もが憧れるような香水を買うだろう
つまり君のドルチェアンドガッバーナ
そういったものである

さらにミスターセンクスは
その香水の匂いを試すことなく購入した

なぜ購入したか
ランセの創業者は
ナポレオンお抱えの調香師だったこと
それだけだ

ストーリーである
そのストーリーがミスターセンクスを
ひどく共感させたのである

それ以来ミスターセンクスは
クソ高いブランド品のクソ高い部分を
何十年何百年かけてストーリーを紡いできた
その叡智を受け取る権利だと思っているし
奢った言い方をすれば
その歴史の一員である権利であると思っている

どれだけデザインが良くても
それだけ品質が良くても
ストーリーがわからなければ
高級なブランド品を買おうという気にならぬ

何が言いたいかと言えば
ストーリーを伝えていること
そのストーリーが伝わっていること
それさえあれば
ミスターセンクスの全財産などイチコロ
あっという間にそのブランドに流れるということだ

ミスターセンクスはどんなブランドにも
そのストーリーは備わっていると思っている

ハイブランドがハイブランドたるゆえんは
ストーリーを伝えることが上手なこと

言ってしまえばそれだけなんじゃないか説
デザインも品質もハイブランドに
負けずとも劣らずの製品を生み出すブランドは
世の中にたーくさんいるはずである

同時にそのブランドにも
知られざるストーリーがあるはずで
それをうまく伝えることができずにいる

つまり槇原敬之である
どんな時も
どんな時も
僕が僕らしくあるためにぃー

そのためにぃー
ストーリーを伝えなければならぬ
世間が受け取りやすいボールを
投げる勇気を持たなければならぬ

ミスターセンクスはいつでも応援している
チンカスの知見が役に立つのなら
惜しみなく提供しようではないか

なぜなら
ミスターセンクスはブランドのファンであり
知られざるストーリーを
MOTTOMOTTO知りたいから
あなたのことがぁ ちゅきだからぁ

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