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夜風に吹かれ

ミスタースターバックスであるセンクスは
仕事終わりにスタバへ向かった。
いつも通りの道を通ってアバ郎を走らせる。

飽き性なマクドナルド にとって

そういえば最近Macの変換が変である。
ミスターセンクスと打つと
たまにマクドナルドと変換される。

確かにお主の主人は変なやつだが
君は正確無比でいてくれ。
心からそう思うよ。

飽き性なミスターセンクスにとって
「いつもと同じ」という言葉は
半ば苦痛のように感じることがある。

ということでこの道はもう
正直飽き飽きなのだが
先日の週末ランで
いつもの通勤ルートにある
あの橋を目指して走ろうと
突然思いついた。
いつものランニングコースも
多分にもれず飽き飽きした
そういうことである。

いざ足を使って走ってみると
アバ郎の運転席では気付かない
色々なことに気づくのである。

一番びっくりしたのは
そのコースは驚くほど起伏があったことである。

登っては下り
またすぐ登っては下り。
走りながら思った。
これは人生の縮図なのだろうか。

そんな経験をして改めて思うのは
「いつもと同じ」なんてことは
一切どこにも無いということだ。

変化を求めているというのに
慣れた物を不変と決めつけようとする。
ミスターセンクスの不合理さよこんにちは。

変化を求めるのであれば
いつもの風景いつもの生活の中
誰も気付かない変化に気づくべきである。

誰もしらないような着眼点
誰も感じないような感覚
そういったものを研ぎ澄ませることこそが
センクスのアイデンティティ
つまりセンクスティティだということを
忘れてはいけない。

スターバックスは満席。
いつもは座らないテラス席で
秋風に吹かれていたら
こんな内容になってしまった。

そして私は私に言い聞かせるのである。
上から覗いたってパンティーは拝めないぜ。


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