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インド 砂漠の街。ジャイサルメール

砂漠の街ジャイサルメールへ行った時の話。
パキスタンに近いため、軍事施設が多い。
当然、空港も戦闘機が多かった。

インドって、どこも人が多いし、uberに困ったこと無い。

しかしジャイサルメール空港って、少し街から離れているし、
小さな町だから、そもそもuberが少なかった。これにはやや焦った。

とは言え、一応空港なのでドライバーに声をかけられる。
暑いし、飛行機の発着少ないから
ドライバー逃して、数キロとか歩くの嫌なので
ぼったくりされていると分かっていても
もう面倒なので乗りました。

キャメルサファリ。夕食で帰る人も、テントで一泊する人も。
砂漠で作るカレー。キャンプだね。
遺跡は、ドラクエ感満載。内部はもっとドラクエ感。

ホテル東京パレスと言うドミトリー。一泊800円程度の宿に着いて、
早々にキャメルサファリに申し込み出発。
参加者は、私とスウェーデン人家族。
最初、スウェーデン語が、何語か全くわからなかった。

ホテル東京パレスのマネージャーは、日本で何年も働いていたインド人。
日本語ペラペラ。
でも彼以外は外国に行ったことの無いインド人。
なので、彼曰く、インド人のマネジメントは大変だと。
なんせ、指示命令をしないと働かない。
ほんと、インド人のマネジメントは
日本人をマネジメントするよりはるかに大変らしい。

それは、確かに傍から見ていても良く分かった。
ただ、従業員が個々人が悪いのではなく、社会全体の仕組み、教育
様々な外部環境の影響だとも思った。

しかしオーナーは見事に、JAPANブランドを利用していると関心した。
インドにしてはクオリティが高い宿で良かった。

私は、1人旅なのでドミトリーをチョイス。私以外、日本人好青年2名。

ちなみにスウェーデン人家族も宿泊しているし、
他の欧米人も宿泊していた。

スウェーデン家族は、日本にも行きたいと言っていた。
今は、円安なので是非どうぞ!なんて話をしたり、
スウェーデンでオーロラを見るなら、facebookでコミュニティが
あるからそこをチェックするのが効率良いとかアドバイスを頂く。

スウェーデン家族はインドを旅しているようで、
長距離列車や長距離バスの話をしてくれた。トイレに気をつけろと(笑)
北欧出身のお子さんは、砂漠やラクダに興奮した様子で
とても楽しんでいるのが印象的だった。

ドミトリー。安全に寝ることが出来ればOK。
屋上のレストラン

まさか、インドの砂漠の街で日本人青年に会えると思っていなかった。
一緒に夕食をとる。

あまり、観光スポットが多い場所では無いが、
素敵な町だったと思う。

日本でも地方に行くと同じ感覚になるが、
時間の流れがゆっくりと感じたり、人が温厚だったり、
騙そうとしてくる人も少なく感じた。
朝日と夕日をぼーっと見ていられる感じ。

とは言え、油断は禁物。インドはインド。
悪い奴もそれなりにいる。

あー。せっかく気が緩んで楽しんでいたのにー。
まあ、これも旅の醍醐味だ。

砂漠ど真ん中のキャンプへ向かうオートリキシャ。
これ以上先は、店が無いので水とか必要なものを買った方が良いし、
キャンプ場で買うと高いから安いところで買っていこう!と言われ、
お酒と、つまみと、水が欲しいので連れて行ってもらう。
で、買ったものの金額も安い。
ココまでは良かった。

買い物を終え、リキシャに戻ると

ドライバーと私の座る席にインド人一名。


え?だれ?
的な。
ドライバー曰く、オーナーって言うか、まあ友達だよブラザー。

おいおいブラザー怪しすぎるぜ。と心の中で思う。

ドライバー、インド人ブラザー、私の3人でリキシャに乗り込む。

走り出し、少ししたら

さっき買った酒飲もうぜー!


と言い出す。どこからか、コップまで出てくる。

宗教上飲まない人が多いのに、インド人ブラザーの目は
確実に黄疸が出ている。

おいおい、ブラザー酒飲みじゃねーか!


もうね、砂漠の真ん中の道で3人しかいないし、
面倒くさいから、開けて一緒に飲んだよ。

結果

インド人ブラザーめちゃ飲むのよ。
まじで。
しかも、リキシャで移動しながら飲むから
貴重なお酒が、こぼれる。こぼれる。
せっかくキャンプ場で一人でゆっくり飲もうと思って買ったのに。。。
ほとんど、無くなっちゃってるし。

目的地に着いたら、最初に決めた金額はそれでいいけど、
ドライバーとブラザーが、結構遠かったぜと息を合わせて話し出す。
チップ分かるよな?的な。

まじ、面倒くさい。

はいはい。分かったよ。チップをドライバーに渡す。

すると、今度は隣で飲んでた
インド人ブラザーが
え?俺には? 的な事言ってくる。

さすがに、ツッコんだ。

運転もしないで、俺の酒飲んで
チップを払わねーといけないのか!

帰れ!
多分、途中から日本語で怒っていたと思う。

ドライバーもインド人ブラザーも、
あ!この日本人怒ってる。
まあ、もう帰ろうぜーって顔しながら見ているから、
無視してキャンプ場に入った。

せっかく、少しお酒入って気分良かったのに…

まあ、夜の為の小瓶ウイスキーを持っていたので
結果、明るい時間からそれを開ける羽目になった。

隠していた小瓶のウイスキーで過ごす。


まあ、でも可愛いもんです。ほんと。
自分でも怒るこっちゃねーだろ。
とは思いつつ、
インドってこれくらいじゃないとダメだと思います。

行った人なら、分かるはず(笑)

今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。









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