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【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】 学校教育入門「学校教育に関わる入口、いろいろあります。」

20代を大手教育系企業で過ごし、
いまも学校教育に関わる仕事をしています。
ですが、
現在のキャリア教育コーディネーターの仕事をするまで、
私のように子どもがいない社会人にとっては、
「リアルな学校の姿や実態」に触れる機会は、
ほんとうに、ありませんでした。
メディアや書籍で見聞きする学校に関しての情報。
でも、実際はどうなんだろう?
知識だけは得ることはできたとしても、
どうにも頭でっかちになっていく感じがしていました。

様々な問題意識から学校教育に関心を持ったとしても、
特に都市部では私のような方も多いのではないでしょうか。
今回は、学校教育に関わり入口には、
どんな「近づき方」があるのかを考えてみたいと思います。

●実は機会が開かれている、研究授業や公開授業

 キャリア教育を担当する先生たちの勉強会に最初に参加したとき、
 「教員ではないのですが参加は可能ですか?」と
 問い合わせたことを思い出しました。
 行ってみると教員以外の参加者は私のみでしたが、
 それでも「教員じゃなくても問題ないですよ」と
 快く言っていただいたことに、ちょっと驚いた記憶があります。
 調べてみると、研究授業を公開しているケースや、
 公開授業もたくさんあることがわかりました。
 コロナの影響もあって機会が減っている部分はありますが、
 ぜひ探してみてください。

●関係者が集まるイベントをのぞいてみる

 探してみると実はけっこうあるものなんですね。
 自治体が主催となって開催しているもの
 企業や団体が主催しているものなど、いろいろあります。
 その場に参加してみると、
 どんな人たちがいて、どんな活動をしているのか、
 業界の「生態系」のようなものが見えてきました。
 学校向けの商品・サービスを扱っている企業が集まる
 展示会なんかも、新しい情報やトレンドがわかる機会です。

●ゲスト講師の登録を募っている自治体もある 

ボランティアベースではありますが、
 キャリア教育の授業等での「ゲスト講師」や、
 様々なボランティアの登録を募っている自治体もあります。
 ご自身の仕事での経験を話したり、
 専門性を活かして授業を支援したりするという
 学校への関わり方を模索することができます。
 ご自身のお住まいの自治体のWEBサイト等で
 学校教育に関する取り組みを探してみてはどうでしょうか。

●お子さんがいる方はPTAも入口

 めんどうな部分もいろいろあるようですが、
 最近は積極的に参加することで学校を支えたいという
 保護者も増えてきているようです。
 学校は地域によってあり方や特徴も異なりますから、
 まずは参加してみることから始めてみても
 いいかもしれません。


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松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」「クリエイター」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factory(https://ax-factory.wixsite.com/corporate)を設立。2020年京都造形芸術大学通信教育部(グラフィックデザイン)を卒業。デザインで学びをおもしろくします。
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