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【読書メモ】失敗の科学 (2024-No.10)

羽田の事故関連でたびたび言及されていたこちらの本。柳田邦男の「マッハの恐怖」以来、飛行機事故のルポはかなり好きで、読むたびに思っていたのは、航空業界はミスをシステムで防ごうとする姿勢があること。この本を読んでいてわかったのは、ベースに「ミスを罰しない」があるということ。これがないと、何かミスが起きたときに冷静に直視して検証することができなくなる。で、こうしたことを可能にするためにも、「失敗する」を恐れないってのはかなり大事だ。学校教育が失敗する練習の場になるといいなー。キャリア教育コーディネーターが提供する学びの場はそういうものでありたい。


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