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(第4弾)どこよりも早く2023年小売業界トレンドを予測してみた〜④コメ兵WEB事業部部長 甲斐さんの場合〜

大好評の「どこよりも早く2023年小売業界トレンドを予測してみた」の第4弾になります。

第1〜3弾はこちら

ついでに弊社のサービスサイトはこちら

https://awoo.ai/ja/

では早速参りましょう!

アンケートの設問は以下の通りです

  • 2023年は小売業界×マーケティングトピックにおいて、どんなトレンドが来ると思いますか

  • 上記で答えた理由を教えてください

  • 2023年はマーケティングにおいて何に投資しようと思っていますか

  • 上記で答えた理由を教えてください

  • 2023年、新型コロナウイルスの影響をどのように予測していますか

業界で活躍中の何人かのマーケター・役員の方々にヒアリングしています。何回かに分けて、シリーズものでお届けします。

なお、具体的かつリアルな予測をしてもらうべく、名前を伏せて回答頂いている場合もございますのでご了承ください。

甲斐さんによる回答

2023年は小売業界×マーケティングトピックにおいて、どんなトレンドが来ると思いますか

回答:「モノを売る」から「体験を売る」へ

上記で答えた理由を教えてください

回答:重要視するのがCS(物理的価値)からCX(感情的価値)に変わってきているから。

2023年はマーケティングにおいて何に投資しようと思っていますか

回答:cookieレス対策、SDGs

上記で答えた理由を教えてください

回答:cookieレス⇒Googleによるcookie規制はこれまで何度か延長にはなっているが、そろそろ本気で取り組む必要があると思う。どのような対策が有効かもまだはっきりしないが、規制開始までにやれることはやっておきたい。 SDGs⇒リユースというサスティナブルなビジネスを展開している企業として、SDGsへの取り組みは責務ともいえる。「リユース」を文化と言えるレベルまで浸透させたい。

2023年、新型コロナウイルスの影響をどのように予測していますか

デジタル化やOMOが進み、売上や働き方への大きな影響はほとんどないだろう。 行動規制が撤廃され、リアル店舗への回帰はある程度はあるだろうが、お客様とのコミュニケーションはデジタルが基本。 円安がどこまで続くかはわからないが、中国から日本への入国規制が緩和されれば、爆買いがコロナ禍以前を上回る規模で復活する。

感想

SDGsへの取り組みを「責務」と考える、リユース業界の雄、コメ兵ならではの回答だと言えるのではないでしょうか。リユースはまさにSDGsの中心となる取り組みであるため、企業としてそのカルチャーを根ざしていく活動には共感を覚えます。

また、コロナの影響は他の方々と同じく、限定的という見方です。特にインバウンド需要の復活が来年は期待されているため、そこにも期待したいところです。また、他の方々もそうですが、来年についてはコロナの影響というよりも、円安の影響を注視する方が多いように思えます。確かに、相対的に見れば円安の影響の度合いのほうがインパクトがありそうです。